Search by Bookstore
Holdings of Libraries in Japan
This page shows libraries in Japan other than the National Diet Library that hold the material.
Please contact your local library for information on how to use materials or whether it is possible to request materials from the holding libraries.
Search by Bookstore
Bibliographic Record
You can check the details of this material, its authority (keywords that refer to materials on the same subject, author's name, etc.), etc.
- Material Type
- 文書・図像類
- Title
- Author/Editor
- 杉浦, 香織Sugiura, Kaori
- Author Heading
- Text Language Code
- jpn
- Target Audience
- 一般
- Note (General)
- 文化政策学部長特別研究費本学教育の質的ないし技法的向上に資するような研究「専門分野での学びを前提とした英語教育(English for Specific Academic Purposes, ESAP)」観点から、「語学教育」や「英語で学ぶ専門科目」に対する学生・英語教員・専門科目教員のニーズ分析(ニーズ分析:Hutchinson&Waters, 1987 : Robinson, 1991: Dudley-Evans, 1998)を行い、今後の本学部における「専門性を意識した英語教育」、「英語での専門教育」のあり方に示唆をすることである。 本研究では「語学教育」を「英語による専門教育」や「演習ⅠⅡ、卒業論文」との有機的関連性から捉えていき、将来、英語教育と専門科目を融合した効果的なカリキュラム、シラバス、教材開発のための足掛かりとなり、授業内容改善のための一助となることをめざしている。調査方法として文化政策学部の教員、学生、卒業生を対象に、1)「英語授業(English Diploma courseを除く リーディング&ライティング)」、2)「英語による専門授業」、3)「演習、卒業論文」の実態とニーズを分析する為に、アンケート調査を実施する。—調査対象:1)学部2〜4年次学生、卒業生、専門科目教員、語学(英語)担当教員)2)授業(語学、英語による専門科目、専門演習)3)授業用資料、教材—調査スケジュール:1)当該分野に関するニーズ分析の先行研究をチェック(H21.4) 2)それに基づいて調査対象者の一部を対象に unstructured interview を行う(H21.5) 3)Unstructured interview の結果に基づいてアンケート(下記参照*)を実施(H21.7)国際文化学科に所属する日本人英語学習者(教員6名、2年生56人、3年生43人)を対象に行なった、アカデミックリーディングの授業に関するニーズ分析調査結果を下記に述べる。 主な結果としては、学習者は主に口頭でのコミュニケーションスキルを伸張させたいと考えている一方、演習や講義で英語文献を使用する教員は、受容的スキル(リーディグ)と能動的スキル(スピーキング、プレゼンテーション)の両方のスキル向上を期待しているようだ。また、学習者間でも、その英語力によって、アカデミックリーディングの学習に対する意欲の度合いに差があることが明らかとなった。読解を困難にさせていると考えられる要素に関しては、学習者は主に語彙(専門用語を含む)を要因と捉える一方、教員は、学生の複雑な文法の解釈力や主題把握力を問題視していることなどがわかった。 これらの結果は、現在(H22年度)、国際文化学科教員による英語教育に関する分科会にて、今後のアカデミックリーディング授業の目的や内容の議論、また、近い将来のカリキュラムに向けての草案づくりおいて生かしている。identifier:21-文学-8
- Access Restrictions
- 限定公開
- Data Provider (Database)
- 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
- Original Data Provider (Database)
- 静岡文化芸術大学 : 静岡文化芸術大学学術リポジトリ