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Bibliographic Record
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- Material Type
- 文書・図像類
- Author/Editor
- 宮田, 圭介MIYATA, Keisuke
- Author Heading
- Contributor
- 林, 左和子HAYASHI, Sawako
- Text Language Code
- jpn
- Target Audience
- 一般
- Note (General)
- その他研究Webポータルサイトによる履修登録や授業情報連絡、講義室におけるパソコンやAV機器、図書館での文献検索システムなど、本学ではさまざまな情報機器や環境が提供されているが、学生や教員から使いにくいと指摘されることが多い。どうすれば使いやすい機器の導入や情報環境を提供できるのか、第Ⅱ期ITプロジェクト活動と連携して潜在的課題を洗い出し、評価手法の検討と環境改善の提案を行う。平成28年4月~ 学内の潜在的課題の洗い出し平成28年8月~ 全学学生のアンケート調査とデータ分析平成29年2月~ 思考発話法による使いにくさの要因分析平成29年3月~ 研究報告作成学内の使いにくい情報環境や情報機器を学生アンケートで抽出して、使いにくい原因分析と対策案の検討を行った。次に、アンケート結果をもとに専門的評価手法を用いて潜在的課題を洗い出し、本学の情報環境のあるべき姿の検討を行った。1. 使いにくい情報環境や情報機器の抽出教育研究に関係する情報環境や情報機器の利便性の詳細な調査分析は、開学以来、実施されてこなかった。学内の情報環境の現状の問題点を明らかにするため、学生全員を対象にWebポータルサイトによるアンケート調査を実施した。100余名の回答から、学生にとって使いにくい情報環境やシステムの状況が明確になり、第Ⅱ期ITプロジェクト活動と連携して対策案の検討を実施した。2. 使いやすさの評価手法を用いた要因分析インターフェースデザインの観点から、情報機器の使いやすさの代表的評価手法「思考発話法」を用いて、学生が使いにくさを感じる学内環境の実験分析を行った。学生20名を被験者に使いにくい機器操作の課題を課して、考えていることを話してもらいながら機器操作行動をビデオで収録、分析を行った。アンケート調査では抽出できなかった課題が発見された。第Ⅱ期ITプロジェクト活動と連携することにより、「学内情報環境に関する学生アンケート」結果を活用して、学生の視点での学内情報環境の問題提起を行うことができた。その分析をもとに、「平成29年度以降の具体的作業項目と実施スケジュール」策定に研究成果をタイムリーに反映させることができた。今後は、学習管理システムLMS(Learning Management System)を初めとする各種情報機器や情報システムの導入検討時に、図書館・情報センターが主体となって、本研究で用いられた思考発話法の活用や分析結果の利用を促進していく。identifier:28-18
- Access Restrictions
- 限定公開
- Data Provider (Database)
- 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)