10代半ばの年齢層の音楽空間と音楽的趣味・嗜好の形成 : 社会的・文化的パースベクティブに基づく実証的研究

Material type: 文書・図像類

Author: 杉江, 淑子

Publisher: 滋賀大学教育学部

Publication date: 2004-03

Material Format: Paper

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Note (General)：: type:Research Paperグローバリゼーションと多様化が同時に進行する現代の音楽文化状況において、子どもたちは、どのような社会的・文化的文脈のもとで、どのように自らの音楽的趣味・嗜好を形成し、音楽的アイデンティティを確立しているのだろうか。これが本研究の最初の問いである。音楽的趣味・嗜好...

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課題番号 13680294

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Material Type: 文書・図像類
Title: 10代半ばの年齢層の音楽空間と音楽的趣味・嗜好の形成 : 社会的・文化的パースベクティブに基づく実証的研究
Author/Editor: 杉江, 淑子
Author Heading: 杉江, 淑子
Publication, Distribution, etc.: 滋賀大学教育学部
Publication Date: 2004-03
Publication Date (W3CDTF): 2004-03
Alternative Title: 10ダイナカバノネンレイソウノオンガククウカントオンガクテキシュミシコウノケイセイシャカイテキブンカテキパースベクティブニモトヅクジッショウテキケンキュウ
The formation of musical taste in teenagers
Periodical title: 平成13-15年度文部科学省科学研究費補助金基盤研究（C）研究成果報告書
Pages: 1-100
Text Language Code: jpn
Target Audience: 一般
Note (General): type:Research Paper
グローバリゼーションと多様化が同時に進行する現代の音楽文化状況において、子どもたちは、どのような社会的・文化的文脈のもとで、どのように自らの音楽的趣味・嗜好を形成し、音楽的アイデンティティを確立しているのだろうか。これが本研究の最初の問いである。音楽的趣味・嗜好(musical taste) は極めて個人的な問題に帰するようにみえるが、実はそうではない。時代や地域や世代、あるいは男性・女性役割や家庭、その他様々な有形・無形の環境の中で、個人の選択というレヴェルを超えて、社会集団としての音楽的趣味・嗜好が形づくられていくといってよい。学校の音楽教育の内容や方法の検討は、こうした現実の状況の把握を踏まえて、はじめて意味を持つといえよう。本報告書は、上述の問いを解き明かしていくことを目的に計画し、平成13-15年度に文部科学省科学研究費補助金の助成を受けて進めてきた研究をとりまとめたものである。特に今回の研究では、音楽的趣味・嗜好の形成にとって主要な時期であると考えられる10代半ばの年齢層を中心的な研究対象として調査を進めた。無論、目的とした課題は大きく、この3年間の研究で完結されるものではない。しかしながら、ティーンエージャーと呼ばれる彼/彼女らの日常生活の中での音楽との関わり方やそれを通しての音楽的趣味・嗜好の形成の様子が、少しずつではあるが見えてきたように思う。それとともに、音楽的趣味・嗜好の形成のプロセスは、音楽の学習や音楽の把握・理解の万法とも密接に結びついており、そのことを視野に含めながら研究を進めなければならないという今後の新たな研究課題も見出した。
identifier:平成13-15年度文部科学省科学研究費補助金基盤研究（C）研究成果報告書, pp. 1-100
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Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
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Original Data Provider (Database): 滋賀大学 : 滋賀大学学術情報リポジトリ