教科「情報」の情報モラル教育を支援するインタラクティブ型ディジタル教材の開発

Material type: 文書・図像類

Author: 松原, 伸一

Publisher: 滋賀大学教育学部

Publication date: 2007-03

Material Format: Paper

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Note (General)：: type:Research Paper高校に教科「情報」が新設され，平成15年度より学年進行で実施されている。この状況に対応するため，筆者の所属する大学および大学院の両方においては，全国に先駆けて教科「情報」の1種および専修の教員免許取得のためのカリキュラムを編成し，平成13年度より学生・院生を受け...

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課題番号 17500637

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Material Type: 文書・図像類
Title: 教科「情報」の情報モラル教育を支援するインタラクティブ型ディジタル教材の開発
Author/Editor: 松原, 伸一
Author Heading: 松原, 伸一
Publication, Distribution, etc.: 滋賀大学教育学部
Publication Date: 2007-03
Publication Date (W3CDTF): 2007-03
Alternative Title: キョウカジョウホウノジョウホウモラルキョウイクオシエンスルインタラクティブガタディジタルキョウザイノカイハツ
Development of Interactive Digital Contents for Information Moral and Safety in the Subject of "Information Technology"
Periodical title: 平成17年度-平成18年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書
Pages: 1-108
Text Language Code: jpn
Target Audience: 一般
Note (General): type:Research Paper
高校に教科「情報」が新設され，平成15年度より学年進行で実施されている。この状況に対応するため，筆者の所属する大学および大学院の両方においては，全国に先駆けて教科「情報」の1種および専修の教員免許取得のためのカリキュラムを編成し，平成13年度より学生・院生を受け入れ，教育・研究を既に実施している。教科「情報」は，初等-中等教育における情報教育の完成の段階であり，すべての生徒に対し，情報社会に主体的に対応するために社会人として必要な能力と態度を育でなければならないとされ，中でも，「情報モラル教育」は，情報社会が及ぼしている影響を理解し，情報モラルの必要性や情報に対する責任について考え，望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度を育成する教育であり，これを支援するための教材開発について，具体的で効果的な研究が求められている。本研究は，筆者が過去の研究で開発した手法や知見を基盤にして，授業方略を授業モデルに発展させ，ネットワーク環境を利用したインタラクティブ型のディジタル教材を開発して，ネットワークを積極的に利用した新しい形式の授業を実施するための支援を行い，その有効性を明らかにすることにある。本研究の特色は，筆者が既に提案している理論や手法を基礎にする点にあり，これが，情報モラルの育成をめざす教育方法(基礎的授業モデル)を可能にしている。また，「情報モラル教育」の支援として，ネットワークを最大限に利用したインタラクティブ型のディジタル教材の開発もその特色といえる。本研究の成果は，①情報社会・情報モラル等の内容抽出に関するもの，②「情報のモラルと安全」をテーマとする教育の新しい枠組みに関するもの，③ネットワークを利用したインタラクティブ型のディジタル教材に関するもの，に大別される。①については，・教科「情報」の各社教科書に見られる学習内容の抽出と分析・教科「情報」に関する予備的調査として，教員対象のアンケートとその分析　に関するものであり，既に学会で発表している(細井ほか2005b)。②については，・情報教育の新しい枠組み~情報教育のコア・フレームワークの提案~　・ディジタル(環境)リテラシーの提案　・情報安全教育の新しい枠組みの提案~情報安全教育のコア・フレームワーク~に関するものであり，既に学会で発表している(細井ほか2005a，松井ほか2006a，2006b，松原2005，2006a， 2006b， 2006c， 2006d， 2006e)。③については，・シナリオ型教材の提案　・事例集データベース型教材の提案　・情報逐次提供型教材の提案　に関するものであり，②で新たに提案した枠組みをもとに，「情報のモラルと安全」のための授業を支援する教材の提案である。
identifier:平成17年度-平成18年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書, pp. 1-108
Related Material: 課題番号 17500637
Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
Original Data Provider (Database): 滋賀大学 : 滋賀大学学術情報リポジトリ