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Bibliographic Record
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- Material Type
- 文書・図像類
- Author/Editor
- 山田 , 達雄
- Author Heading
- Publication Date
- 1997-03
- Publication Date (W3CDTF)
- 1997-03
- Text Language Code
- jpn
- Target Audience
- 一般
- Note (General)
- 平成2度から始まった「教育用コンピュータ整備」事業は学習で利用するコンピュータを中学校で二人1台、小学校で3台程度整備するという目標を設定した。その目標はほぼ達成されたものの、小学校では学習指導に本格的に利用するには少ない台数であった。平成6年度から6力年計画で始まった、いわゆる「新整備計画」はこの基準台数を見直して、中学校で一人1台、小学校でも二人1台利用できるようにしようというもので、遅れ気味だった小学校への導入が本格的に進みつつある。本研究は、このような学校へのコンピュータ導入に合わせて、その使い方の指針となるものを作成することを目的として、平成6年度から3年間で主に小学校における使用の仕方を中心に、「情報手段を活用した新学力観に沿う学習活動の実現方法及びその測定評価に関する研究」という題目で研究を行った。本研究には2面あり、その1つは、児童生徒がパソコンを利用して主体的な活動を行える学習場面を明確にし、場合によればパソコン室に行かなくともコンピュータを利用した授業ができ、場所に拘束されることなく新しい学力観に沿う授業が行える方法を開発することであった。それにともなって、パソコンの利用法の多様化と、教科目標と情報活用能力の育成の融合させる方法を求めた。本研究はこれらの諸条件を総合的に明らかにしようとした。第二の側面は、現場で利用できる学習活動の測定評価の方法を研究することであった。とかくコンピュータを利用した授業は「児童生徒が喜んで熱心に取り組んだから良かった」というような総括的な評価で締めくくって終わりにされることが多い。本研究では、学習活動から得られる記録をデータとして用いて授業のねらいの実現を明らかにする方法を開発した。このように研究を進めてきたが、平成8年7月に文部省中央教育審議会の第1次答申が発表され、その中で「横断的・総合的な学習の推進」が提唱された。「生きる力」をはぐくむという目標は示されたものの、それをどのように具体化したらよいのかは明確には示されなかった。本研究ではそれを最終年度の研究の柱として加え、本報告書の第3章と資料編で触れている。06306020
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- CiNii Books