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Bibliographic Record
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- Material Type
- 文書・図像類
- Title
- Author/Editor
- 松原 , 静郎
- Author Heading
- Publication Date
- 2003-03
- Publication Date (W3CDTF)
- 2003-03
- Text Language Code
- jpn
- Target Audience
- 一般
- Note (General)
- この報告書は平成14年度に実施してきた教材開発やその実践などについての途中経過を中間報告として出すものである。学習教材の開発及びその実践については、炭酸ソーダ工業や石油工業での大気汚染とその対策で、汚染が発生してから処理から汚染そのものが発生しない工程へと切り替わってきた、この経緯はGSCへの移行と同じ変化であることから、これを題材に中学校選択理科及び高等学校化学?におけるグリーンケミストリーGSCの学習教材としてワークシート1~5を作成し,2高校において授業実践した。そのうちのA高校では総合的な学習の時間に実践し,生徒は興味を示してまじめに取り組んだ。学習後は,学習前とは変わって,大気汚染の具体的な原因物質などの記載や人類の関わり,問題解決についての内容の具体的な記載が圧倒的に増え,学習効果が認められた。B高校では,3学年を対象とし推薦で進路が決まった生徒に課題学習として実施した。かなり積極的に取り組む姿勢が見られ,課題学習でも十分効果があることが分かった。評価方法の開発および実践に関しては、学習教材の効果を高等学校で実践し調査したが,その際一枚ポートフォリオ評価法に準じた学習履歴シートを作成し,新たな評価方法として利用した。この評価方法による生徒の回答内容から教材の妥当性を検討する手がかりを得られた。実験教材の開発および実践に関しては、中・高等学校の教科書についてGSCの観点から開発できそうな実験について調査した。その結果,中・高等学校で使う試薬が非常に限定されてきており,当初とは異なる面での実験を考えることになった。危険性の防止と試薬の再利用など種々の点から,実験教材の開発を試み授業実践した。実践後の調査で,GSCの視点をある程度持ち合わせている生徒が少なからずいることがわかった。14380066
- Access Restrictions
- 限定公開