平岡遺跡発掘調査報告

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 平岡遺跡発掘調査報告
• Author/Editor: 金三津,道子; 町田,賢一
• Author Heading: 金三津,道子; 町田,賢一
• Publication, Distribution, etc.: 財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所
• Publication Date: 2015-03-13
• Publication Date (W3CDTF): 2015-03-13
• Alternative Title: ひらおかいせきはっくつちょうさほうこく; 主要地方道小杉婦中線道路改良事業に伴う埋蔵文化財発掘報告 ; 1
• Periodical title: 富山県文化振興財団埋蔵文化財発掘調査報告
• No. or year of volume/issue: 65
• Volume: 65
• Text Language Code: und
• Target Audience: 一般
• Note (General): 平岡遺跡は，富山県のほぼ中央部に連なる呉羽丘陵南部の段丘上に位置している。古くから縄文時代の遺物散布地として知られてきたが，今回が平岡遺跡における初めての発掘調査にあたる。平成24年度に主要地方道小杉婦中線道路改良事業に伴い，幅約18ｍ，長さ約120ｍにわたり調査を実施した。調査の結果，縄文時代前期後葉に営まれた集落を検出した。中央部に墓域，その外側に掘立柱建物，さらに外側に竪穴建物からなる居住域を配した環状集落の一角であると考えられる。 出土遺物は，縄文時代前期後葉～末葉を主体としており，集落はこの時期にあたる。この他，縄文時代では晩期とみられる土器が数点あるが混入の域を出ず，複数の時期が混じらない傾向にある。その後，弥生～古墳の遺物はなく，古代（8～9C）を主体とする遺物が少量あり，上層遺構として竪穴建物・溝・土坑を検出しているが，集落縁辺にあたるとみられる。その後，中世～近世は遺物の出土もない。包含層は薄く，出土遺物の多くは摩耗していることから，繰り返し畑作等で土地利用が成されてきたとみられる。
• DOI: 10.24484/sitereports.14568
• Access Restrictions: 限定公開
• Related Material (NCID): BB18190133; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB18190133
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

Table of Contents

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/19/19691/14568_1_%E5%B9%B3%E5%B2%A1%E9%81%BA%E8%B7%A1%E7%99%BA%E6%8E%98%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A0%B1%E5%91%8A.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/19/19692/14568_2_%E5%B9%B3%E5%B2%A1%E9%81%BA%E8%B7%A1%E7%99%BA%E6%8E%98%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A0%B1%E5%91%8A.pdf