菟上遺跡発掘調査報告

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 菟上遺跡発掘調査報告
• Author/Editor: 穂積,裕昌; 角正,淳子; 竹田,憲治; 竹下,孝幸; 金原,正明; 矢作,健二
• Author Heading: 穂積,裕昌; 角正,淳子; 竹田,憲治; 竹下,孝幸; 金原,正明; 矢作,健二
• Publication, Distribution, etc.: 三重県埋蔵文化財センター
• Publication Date: 2005-03
• Publication Date (W3CDTF): 2005-03
• Alternative Title: うながみいせきはっくつちょうさほうこく
• Periodical title: 三重県埋蔵文化財調査報告
• No. or year of volume/issue: 本文編/遺構一覧表・遺物観察表・写真図版編 227-7
• Volume: 本文編/遺構一覧表・遺物観察表・写真図版編
• Issue: 227-7
• Text Language Code: und
• Target Audience: 一般
• Note (General): 弥生時代中期の大集落と古代の大型掘立柱建物群､戦国時代の墓地遺跡などを確認｡弥生時代中期には､100㎡を超える大型竪穴住居を含む120基の竪穴住居､独立棟持柱式掘立柱建物４棟を含む掘立柱建物33棟を確認した大規模な集落が営まれる｡環濠はないが､磨製石斧の最終加工や木器生産も行われた｡付近には扁平鈕付式銅鐸が出土した伊坂遺跡､多数の方形集溝墓が確認された山村遺跡があり､これらとの関連が注目される｡古墳時代末葉には､大型の掘立柱建物を中心とする掘立柱建物群が成立する｡朝明川南岸には､政庁や正倉の確認により､郡衙であることが明らかになった久留倍遺跡があるが､菟上遺跡の大型掘立柱建物はそれよりもさらに遡るものであり､これらは当地域での郡あるいは評の成立に深くかかわっている可能性が高い｡中世後期には129基の火葬墓群が営まれる｡これらは伊坂集落や伊坂城跡､伊坂中世墓群と関連するもので､中世後期における遺跡間の関係､集落エリアでのそれぞれの場の属性などを考察する好資料となる｡
• DOI: 10.24484/sitereports.20942
• Access Restrictions: 限定公開
• Related Material (NCID): BA73697489; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA73697489
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

Table of Contents

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/28/28918/20942_1_%E8%8F%9F%E4%B8%8A%E9%81%BA%E8%B7%A1%E7%99%BA%E6%8E%98%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A0%B1%E5%91%8A.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/28/28919/20942_2_%E8%8F%9F%E4%B8%8A%E9%81%BA%E8%B7%A1%E7%99%BA%E6%8E%98%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A0%B1%E5%91%8A.pdf