八幡一遺跡第1・2次発掘調査報告書

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 八幡一遺跡第1・2次発掘調査報告書
• Author/Editor: 水戸部,秀樹
• Author Heading: 水戸部,秀樹
• Publication, Distribution, etc.: 公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
• Publication Date: 2019-03-31
• Publication Date (W3CDTF): 2019-03-31
• Alternative Title: やわたいちいせきだい1・2じはっくつちょうさほうこくしょ
• Periodical title: 山形県埋蔵文化財センター調査報告書
• No. or year of volume/issue: 233
• Volume: 233
• Text Language Code: und
• Target Audience: 一般
• Note (General): 最上川に注ぐ元宿川の西岸の低地に位置する遺跡である。住居などの遺構はなく、木棺墓や井戸、土坑、溝、川などの集落の周縁部に見られそうな遺構ばかりが検出された。 出土遺物には縄文時代から現代までのものがあったが、古代から近世が主体であった。須恵器小型壷の底部裏面には「佛法爲」と刻書されており、周囲に仏教に関わる施設が存在していたことを示唆している。中世においても、板碑、厨子型板碑、五輪塔火輪、相輪などの石造物が出土している。また、近世では、木棺墓や金泥が付いたかわらけなどが見つかっている。古代から近世にかけて仏教に関連する遺物が目立っていたと言える。出土遺物の多くは、調査区北側の微高地上から廃棄されたものである。北側の微高地には、古代から近世にかけての仏教に関する施設が存在していたと推測される。 県内では3 例目となる滑石製石鍋が出土している。中世においては、希少性の高い石鍋を好んで使用する支配層が付近に存在していたと言える。
• DOI: 10.24484/sitereports.49580
• Format (IMT): application/pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Related Material (NCID): BB28003786; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB28003786
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

Table of Contents

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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/33/33716/49580_3_八幡一遺跡第1・2次発掘調査報告書.pdf