農山漁村地域復興基盤総合整備事業関連遺跡調査報告

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 農山漁村地域復興基盤総合整備事業関連遺跡調査報告
• Author/Editor: 能登谷,宣康; 後藤,信祐; 及川,良彦; 福田,秀生; 吉野,勤也; 菊田,順幸; 小倉,徹也; 天本,昌希; 鶴見,諒平; 遠藤,司洋; 佐藤,俊
• Author Heading: 能登谷,宣康; 後藤,信祐; 及川,良彦; 福田,秀生; 吉野,勤也; 菊田,順幸; 小倉,徹也; 天本,昌希; 鶴見,諒平; 遠藤,司洋; 佐藤,俊
• Publication, Distribution, etc.: 福島県教育委員会
• Publication Date: 2016-03-23
• Publication Date (W3CDTF): 2016-03-23
• Alternative Title: のうさんぎょそんちいきふっこうきばんそうごうせいびじぎょうかんれんいせきちょうさほうこく; 天化沢A遺跡
• Periodical title: 福島県文化財調査報告書
• No. or year of volume/issue: 1 508
• Volume: 1
• Issue: 508
• Text Language Code: und
• Target Audience: 一般
• Note (General): 縄文・弥生時代の明確な遺構は竪穴状遺構１基と埋甕１基である。 調査区内を開析する谷を中心に小規模な遺物包含層が形成されていることが確認できた。 縄文土器は前期中葉頃の土器がわずかに出土した。 弥生時代は中期頃の土器と石庖丁や石斧・石鏃などの石器が出土した。 奈良時代には、開析谷に面する斜面地に竪穴住居跡数軒からなる小規模集落跡である。７号住居跡からは、鉄鉢を模倣した須恵器鉢や土師器の小型短頸壺・燈明皿など仏教行事に関連する遺物が確認できたことが特筆される。また、11号住居跡のカマド支脚として、行方郡衙に比定される泉官衙遺跡群で用いられたと推定される瓦片が転用されていた。 平安時代では、竪穴住居跡の他に、製鉄炉跡、鍛冶炉跡や木炭窯跡、木炭焼成遺構、木炭焼成土坑などの製鉄関連遺構を確認した。遺跡中央部を開析する谷の裾部に製鉄炉跡が密集して分布する。９世紀後半〜10世紀前葉に属する。
• DOI: 10.24484/sitereports.86517
• Access Restrictions: 限定公開
• Related Material (NCID): BB20998178; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB20998178
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

Table of Contents

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