厚真町イクバンドユクチセ3遺跡

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 厚真町イクバンドユクチセ3遺跡
• Author/Editor: 愛場,和人; 末光,正卓; 広田,良成; 奥山,さとみ
• Author Heading: 愛場,和人; 末光,正卓; 広田,良成; 奥山,さとみ
• Publication, Distribution, etc.: 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
• Publication Date: 2016-03-25
• Publication Date (W3CDTF): 2016-03-25
• Alternative Title: あつまちょういくばんどゆくちせさんいせき; 厚真ダム建設事業埋蔵文化財発掘調査報告書
• Periodical title: 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター発掘調査報告書
• No. or year of volume/issue: 325
• Volume: 325
• Text Language Code: und
• Target Audience: 一般
• Note (General): [イクバンドユクチセ３遺跡 要約] イクバンドユクチセ３遺跡は、石狩低地帯の南東側、厚真川の上流部に位置する。山間部を流れる厚真川の右岸、標高83から85mの高位の段丘に立地する。本書は平成25（2013)年度調査の報告である。 遺跡の中央には無名の沢（調査区中央の沢と呼称）が流れ、これの左岸をＡ地区、右岸をＢ地区とした。 遺跡の時期は、縄文時代中期後半から後期前半が主体で、早期も少量確認された。また、Ａ地区では擦文文化期後半から中世アイヌ文化期も確認された。 擦文文化期からアイヌ文化期では、建物跡・焼土・礫集中等がみつかり、擦文土器、火打石、使用痕がある礫、鉄鍋、鍬先等の鉄製品が出土した。 縄文時代では、竪穴住居跡・土坑・Ｔピット石組炉・フレイク集中等を調査した。特にＢ地区の調査区の南側642平方メートルの範囲から、3万点を超える礫石器・礫が集中して出土し、大規模な礫集中と呼称した。また、フレイク集中ＢＬＦＣ−１からは黒曜石製のフレイクが16万点以上出土した。 縄文時代の遺物は、土器は中期の柏木川式、後期の余市式・タプコプ式が最も多い。剥片石器は、石鏃、石槍・ナイフ、石錐、つまみ付ナイフ、スクレイパーがあり、礫石器は、磨製石斧、たたき石、すり石、北海道式石冠、石錘、砥石、台石・石皿等がある。
• DOI: 10.24484/sitereports.28019
• Format (IMT): application/pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Related Material (NCID): BB2091621X; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB2091621X
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

Table of Contents

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/40/40337/28019_1_厚真町イクバンドユクチセ3遺跡.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/40/40338/28019_2_厚真町イクバンドユクチセ3遺跡.pdf