中国横断自動車道尾道松江線建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告 （20）

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 中国横断自動車道尾道松江線建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告 （20）
• Author/Editor: 辻,満久; 黒澤,一男; 長友,純子; 中村,賢太郎; 早田,勉
• Author Heading: 辻,満久; 黒澤,一男; 長友,純子; 中村,賢太郎; 早田,勉
• Publication, Distribution, etc.: 財団法人 広島県教育事業団 事務局 埋蔵文化財調査室
• Publication Date: 2012-03-05
• Publication Date (W3CDTF): 2012-03-05
• Alternative Title: ちゅうごくおうだんじどうしゃどうおのみちまつえせんけんせつにともなうまいぞうぶんかざいはっくつちょうさほうこく （20）; 段遺跡
• Periodical title: 財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書
• No. or year of volume/issue: 43
• Volume: 43
• Text Language Code: und
• Target Audience: 一般
• Note (General): [段遺跡 要約] 本遺跡では旧石器時代と古墳時代の遺構と遺物を検出した。上層と下層の二面について調査を実施した。下層は旧石器時代の遺物が出土し，石器集中部分を４ヵ所確認した。これらの石器類は広域火山灰の一つである姶良丹沢火山灰層（AT）の下からの出土である。石器は僅少で，これに剥片や砕片，礫が加わる。また，石材には石英，水晶を主として，これに流紋岩，安山岩，黒曜石，鉄石英がわずかに加わる。石核等は存在するが，片との接合は確認できず，石器を製作をした痕跡は希薄である。猟場近くのシェルターや解体場所などが想定できる。上層で検出した竪穴住居跡は２軒あり，それぞれ５世紀頃と６世紀後半頃に位置づけられる。遺構の配置は散財的で，集落の縁辺部の状況を示していると考えられる。
• DOI: 10.24484/sitereports.25469
• Related Material (NCID): BB08610072; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB08610072
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧