烏丸崎遺跡・津田江湖底遺跡

Material type: 文書・図像類

Author: 小竹森,直子ほか

Publisher: 滋賀県教育委員会事務局文化財保護課／公益財団法人滋賀県文化財保護協会

Publication date: 2008-03

Material Format: Paper

Capacity, size, etc.: -

NDC: -

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Note (General)：: [烏丸崎遺跡要約] 烏丸崎遺跡では、弥生時代前期の竪穴住居をはじめとする遺構と共に一括性の高い土器資料を得ることができた。弥生時代中期初頭には玉作工房跡が2〜3棟存在していたことが明らかとなり、滋賀県内では出土例がほとんどない瑪瑙製の石針が多量に出土した。また、100基を超える弥生時代中期前葉から...

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Material Type: 文書・図像類
Title: 烏丸崎遺跡・津田江湖底遺跡
Author/Editor: 小竹森,直子
吉田,昌伸
植田,弥生
藤根,久
是枝,若菜
鈴木,茂
小山,修二
谷口,英嗣
柴田,徹
加藤,孝幸
岡村,聡
杉原,重夫
鈴木,尚史
Author Heading: 小竹森,直子
吉田,昌伸
植田,弥生
藤根,久
是枝,若菜
鈴木,茂
小山,修二
谷口,英嗣
柴田,徹
加藤,孝幸
岡村,聡
杉原,重夫
鈴木,尚史
Publication, Distribution, etc.: 滋賀県教育委員会事務局文化財保護課／公益財団法人滋賀県文化財保護協会
Publication Date: 2008-03
Publication Date (W3CDTF): 2008-03
Alternative Title: からすまざきいせき・つだえこていいせき
Periodical title: 琵琶湖開発事業関連埋蔵文化財発掘調査報告書
No. or year of volume/issue: 9
Volume: 9
Text Language Code: und
Target Audience: 一般
Note (General): [烏丸崎遺跡要約] 烏丸崎遺跡では、弥生時代前期の竪穴住居をはじめとする遺構と共に一括性の高い土器資料を得ることができた。弥生時代中期初頭には玉作工房跡が2〜3棟存在していたことが明らかとなり、滋賀県内では出土例がほとんどない瑪瑙製の石針が多量に出土した。また、100基を超える弥生時代中期前葉から中葉の方形周溝墓を検出し、主体部構造・供献遺物をはじめとして方形周溝墓群の構成と変遷を考える上で貴重な資料を得た。さらに、平安時代を中心とする時期の遺構は、湖岸周辺における農村景観を考えることができる資料である。津田江湖底遺跡では、明確な遺構は検出できなかったが、湖岸の環境変化の変遷を知り得る重要な資料であり、縄文時代早期から晩期の各時期における多様な縄文土器・石器は、烏丸崎遺跡出土の土器・石器類と共に広範囲な地域間交流を想起させる。　 [津田江湖底遺跡要約] 烏丸崎遺跡では、弥生時代前期の竪穴住居をはじめとする遺構と共に一括性の高い土器資料を得ることができた。弥生時代中期初頭には玉作工房跡が2〜3棟存在していたことが明らかとなり、滋賀県内では出土例がほとんどない瑪瑙製の石針が多量に出土した。また、100基を超える弥生時代中期前葉から中葉の方形周溝墓を検出し、主体部構造・供献遺物をはじめとして方形周溝墓群の構成と変遷を考える上で貴重な資料を得た。さらに、平安時代を中心とする時期の遺構は、湖岸周辺における農村景観を考えることができる資料である。津田江湖底遺跡では、明確な遺構は検出できなかったが、湖岸の環境変化の変遷を知り得る重要な資料であり、縄文時代早期から晩期の各時期における多様な縄文土器・石器は、烏丸崎遺跡出土の土器・石器類と共に広範囲な地域間交流を想起させる。
DOI: 10.24484/sitereports.25644
Related Material (NCID): BA85661809
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA85661809
Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
Original Data Provider (Database): 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧