石船戸東遺跡3 第4次調査 蕪木遺跡2 第3次調査 山口野中遺跡5 第6次調査

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 石船戸東遺跡3 第4次調査 蕪木遺跡2 第3次調査 山口野中遺跡5 第6次調査
• Author/Editor: 藤本,隆之; 山中,悟朗; 高野,恒一; 小村,正之; 荒川,隆史; 赤堀,岳人; 馬場,健司; 田中,義文; 東澤,翔
• Author Heading: 藤本,隆之; 山中,悟朗; 高野,恒一; 小村,正之; 荒川,隆史; 赤堀,岳人; 馬場,健司; 田中,義文; 東澤,翔
• Publication, Distribution, etc.: 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
• Publication Date: 2023-07-28
• Publication Date (W3CDTF): 2023-07-28
• Alternative Title: いしふなとひがしいせきさん だいよじちょうさ かぶらぎいせきに だいさんじちょうさ やまぐちのなかいせきご だいろくじちょうさ; 一般国道49号阿賀野バイパス関係発掘調査報告書
• Periodical title: 新潟県埋蔵文化財調査報告書
• No. or year of volume/issue: 19 297
• Volume: 19
• Issue: 297
• Text Language Code: und
• Target Audience: 一般
• Note (General): 石船戸東遺跡：二つの調査区で遺構の密度は異なり、居住域と田畑などの生産域が存在する。溝（SD）は主に用排水路と区画溝と考えられる。今回の調査では井戸（SE）は1基のみで掘立柱建物（SB）が集中する居住域に存在する。掘立柱建物は6棟を確認した。明確な時期を特定するには至らないが、僅かな遺物や覆土の土質や状態から中世の範疇からは外れることはないと考えられる。過年度調査で確認されている縄文時代晩期に比定できる層位は確認できたが、遺構・遺物は検出できなかった。標高6.0ｍ前後で砂層となり、以下は完全な無遺物層と考えられる。 蕪木遺跡：9世紀代において旧河道沿いに掘立柱建物群が存在し、旧河道と建物群の間には道が存在することが確認された。出土遺物は9世紀代の土師器・須恵器が主体で、灰釉陶器皿など、官衙的色彩を有するものが若干含まれる。中世では13～14世紀頃の居住域と思われる多数の柱穴が確認され、付近から青磁椀などが出土した。 山口野中遺跡：山口野中遺跡から境塚遺跡にかけて延びる中世の道が、途中で緩やかに蛇行していることが確認された。道の側溝の可能性がある溝からは、珠洲焼の片口鉢の破片が出土した。
• DOI: 10.24484/sitereports.138380
• Access Restrictions: 限定公開
• Related Material (NCID): BD03491516; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BD03491516
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧