大県郡条里遺跡9

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 大県郡条里遺跡9
• Author/Editor: 信田,真美世
• Author Heading: 信田,真美世
• Publication, Distribution, etc.: 公益財団法人大阪府文化財センター
• Publication Date: 2023-08-31
• Publication Date (W3CDTF): 2023-08-31
• Alternative Title: おおがたぐんじょうりいせき9; 寝屋川水系改良事業（一級河川恩智川法善寺多目的遊水地）に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
• Periodical title: 公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書
• No. or year of volume/issue: 325
• Volume: 325
• Text Language Code: und
• Target Audience: 一般
• Note (General): 方形周溝墓（墳丘墓）3基を検出した。2号墓は（その８）調査区で大部分が調査されており、弥生時代中期後葉の時期が与えられている。今回の調査では南周溝を検出し、周溝南肩部で舟形の木棺が据えられた埋蔵施設を確認した。 ３・４号墓は、（その８）調査区の1号墓の南側に、3号、4号の順で南北に並ぶ。広口壺のうち1点には体部に波状文の線刻がみられる。 第13－1a層上面では、北西－南東方向の溝群を検出した。弥生時代後期には機能していたと考えられる。既往の調査区を含め検出長約190ｍに及ぶ長大な溝群であり、広範囲に及ぶ地域の開発に関わるものと考えられる。 第４a,層上面から第12a層上面まで、条里型地割を構成する畦畔、溝等を検出した。大県郡条里遺跡におけるもっとも古い条里遺構はこれまで第11a層段階のものであったが、今回の調査では。さらに下位の層準である第12a層段階（古代）の条里遺構を確認した。限られた範囲ではあるが遺構面が第11b層堆積層に被覆されており、畦畔等の遺構群を非常に良好な状態で検出することができた。 第7a層上面79溝頭部遺構群（13世紀後葉）については、各地で報告されている道路状遺構に伴う「波板状凹凸面」の一例と考えられる。
• DOI: 10.24484/sitereports.138926
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

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