「喉音三行弁」の観念の成立と日本音韻学の自立化過程に関する学説史的研究

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 「喉音三行弁」の観念の成立と日本音韻学の自立化過程に関する学説史的研究
• Author/Editor: 釘貫, 亨
• Author Heading: 釘貫, 亨
• Publication Date: 2002-02
• Publication Date (W3CDTF): 2002-02
• Text Language Code: jpn
• Subject Heading: Kanazukai; Ko^^--on, Sabgyo^^--ben; Phonetics; 「呵刈葭」論争; グリムの法則; 仮名遣い; 古注釈; 喉音三行弁; 喉音用字考; 国語史; 日本古典学; 民族主義; 礪波今道; 記号の恣意性; 音声学
• Target Audience: 一般
• Note (General): 科学研究費補助金 研究種目:基盤研究(C)(2) 課題番号:10610408 研究代表者:釘貫 亨 研究期間:1998-2001年度
• Format (IMT): application/pdf
• Source: 10610408.pdf （fulltext）; https://nagoya.repo.nii.ac.jp/record/11246/files/10610408.pdf
• Access Restrictions: インターネット公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 名古屋大学 : 名古屋大学学術機関リポジトリ

• Summary, etc.: 純粋書記規範に過ぎなかった仮名遣いを日本音声学の成立にまで至らしめた直接の契機は、仮名遣いの説明をいろは歌によってではなく五十音図を採用したことにあった。しかし、音図は、成立こそ古いものの世俗の知識世界に流布したものではなかった。音図は、もと密教の悉曇学のアルファベットである悉曇章に起源を発するもの...