SPS2000のライフサイクルアセスメント

Material type: 文書・図像類

Author: 大橋, 永樹ほか

Publisher: 慶應義塾大学産業研究所

Publication date: -

Material Format: Digital

Capacity, size, etc.: -

NDC: -

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Note (General)：: type:text地上にはりめぐらせた太陽光発電システムは、火力発電所のように発電時にCO2、NOx、 SOx、を排出さず、クリーンなエネルギーであり、原子力発電所のように放射性廃棄物を出さない等の理由から注目されている。しかし、地上に太陽電池を設置した場合、天候によって発電量が左右されることや夜間...

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Material Type: 文書・図像類
Title: SPS2000のライフサイクルアセスメント
Author/Editor: 大橋, 永樹
松橋, 隆治
石谷, 久
吉田, 好邦
疋田, 浩一
Author Heading: 大橋, 永樹
松橋, 隆治
石谷, 久
吉田, 好邦
疋田, 浩一
Publication, Distribution, etc.: 慶應義塾大学産業研究所
Alternative Title: SPS 2000 ノライフサイクルアセスメント
SPS 2000 no raifu saikuru asesumento
Periodical title: KEO discussion paper. G : 『アジア地域における経済および環境の相互依存と環境保全に関する学際的研究』
No. or year of volume/issue: G-114
Volume: G-114
Text Language Code: jpn
Subject Heading: Life Cycle Assessment,Solar Power Satellite,Reference System,SPS2000
Target Audience: 一般
Note (General): type:text
地上にはりめぐらせた太陽光発電システムは、火力発電所のように発電時にCO2、NOx、 SOx、を排出さず、クリーンなエネルギーであり、原子力発電所のように放射性廃棄物を出さない等の理由から注目されている。しかし、地上に太陽電池を設置した場合、天候によって発電量が左右されることや夜間にはまったく発電ができないという点において安定供給が難しい。もし宇宙空間に太陽電池を置くことができたなら、天候や昼夜に関係なく発電ができることになる。宇宙太陽発電(SPS：Solar Power Satellite)は、1968年にアメリカA.D.リトル社の副社長ピーター・グレーザーにより発表された概念で、静止軌道(GEO：Geosynchronous Orbit)上に、巨大な太陽電池を展開して電力エネルギーを獲得し、これをマイクロ波で地球に送電するものである。しかし、あまりにも巨大であったために実現することはなく、立ち消えに成ってしまった。ところが、近年、環境問題という面から再び注目を集め始めている。本研究で扱ったSPS2000は、宇宙科学研究所内の太陽発電衛星ワーキンググループで参考モデルとしている低高度軌道発電衛星の設計案であり、SPSの実現可能性を10MW級のシステムを用いて検証しようとする計画である。SPS2000のインベントリとライフサイクルを明らかにすることで、太陽発電衛星の環境負荷を明らかにした。また、SPS2000は試験衛星の意味合いが強いが、商用に用いることはできないかという疑問に対する若干の検証も行った。
表紙上部に"日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業複合領域「アジア地域の環境保全」"の表示あり
Access Restrictions: 限定公開
Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
Original Data Provider (Database): 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ