東アジア諸国における経済と環境の国際間相互依存分析

Material type: 文書・図像類

Author: 竹中, 直子

Publisher: 慶應義塾大学産業研究所

Publication date: -

Material Format: Digital

Capacity, size, etc.: -

NDC: -

View All

Notes on use

Note (General)：: type:text1.はじめに地球温暖化・酸性雨・オゾン層破壊・生物の多様性崩壊・砂漠化・海洋汚染等々、数多くの環境問題を地球は抱えている。特に1980年代以降、地球が危機ともいうべき究極の困難に直面していることが全世界の共通の認識となって来た。経済発展を達成する一方、地球的規模の環境破壊を加速的に...

Search by Bookstore

Holdings of Libraries in Japan

This page shows libraries in Japan other than the National Diet Library that hold the material.

List of Cooperating Institutions and Databases

Please contact your local library for information on how to use materials or whether it is possible to request materials from the holding libraries.

other

Keio Associated Repository of Academic resources
Digital
You can check the holdings of institutions and databases with which Institutional Repositories DataBase(IRDB)(Institutional Repository) is linked at the site of Institutional Repositories DataBase(IRDB)(Institutional Repository).
Keio Associated Repository of Academic resources

Search by Bookstore

Bibliographic Record

You can check the details of this material, its authority (keywords that refer to materials on the same subject, author's name, etc.), etc.

Digital

Material Type: 文書・図像類
Title: 東アジア諸国における経済と環境の国際間相互依存分析
Author/Editor: 竹中, 直子
Author Heading: 竹中, 直子
Publication, Distribution, etc.: 慶應義塾大学産業研究所
Alternative Title: ヒガシアジアショコクニオケルケイザイトカンキョウノコクサイカンソウゴイゾンブンセキ
Higashiajia shokoku niokeru keizai to kankyo no kokusaikan sogo izon bunseki
Periodical title: KEO discussion paper. G : 『アジア地域における経済および環境の相互依存と環境保全に関する学際的研究』
No. or year of volume/issue: G-154
Volume: G-154
Text Language Code: jpn
Target Audience: 一般
Note (General): type:text
1.はじめに地球温暖化・酸性雨・オゾン層破壊・生物の多様性崩壊・砂漠化・海洋汚染等々、数多くの環境問題を地球は抱えている。特に1980年代以降、地球が危機ともいうべき究極の困難に直面していることが全世界の共通の認識となって来た。経済発展を達成する一方、地球的規模の環境破壊を加速的に進めているのである。まさに、我々は“地球の保全” を国際的な次元で考えていかなけれならない事態に直面しているといえる。その中で、世界人口の約6割を占めるアジア地域は、経済活動の拡大・人口急増に伴うエネルギー消費の増大が予想されるなど、世界の中でも地球環境への負荷が最も増大する地域の1つとして懸念されている。たとえば、世界のCO2排出に占める東アジア諸国の比率は1980年の約15%から1995年には世界の約4分の1にまで増えたという。また、その15年間で全世界の排出量は約1.2倍になったのに対し、東アジアは約1.9倍と世界を上回る速さで増加したのである。よって、環境問題を世界的規模で考えて行く中で、東アジア諸国の動向を探ることは非常に重要であると考えられる。そこで、東アジア諸国内の環境負荷の現状を明らかにするため、1990EDEN Data Baseを用い、CO2発生・SO2発生・エネルギー発生に関する現状分析を行い、また、東アジア諸国の貿易マトリックス表を導入し、各国・各地域の経済活動に付随して発生するCO2・SO2・エネルギー発生をめぐる東アジア諸国の国際間相互依存関係の把握を数量的に行うこと、つまり、環境負荷に関する東アジア諸国の鳥瞰図を描くことを目的として分析を行った。まず、第2節では分析概念の説明を行い、続く第3節では最終需要誘発依存関係より東アジア域内に展開された国・地域間の経済の連関構造を把握する。そして第4節において、環境負荷の中でも特にCO2発生に重点を置き、CO2の発生をめぐる東アジア諸国の構図を明らかにする。
表紙上部に"日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業複合領域「アジア地域の環境保全」"の表示あり
Access Restrictions: 限定公開
Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
Original Data Provider (Database): 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ