培養細胞を用いた化学物質の吸収、排泄機構解析系の確立と毒性評価への応用

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 培養細胞を用いた化学物質の吸収、排泄機構解析系の確立と毒性評価への応用
• Author/Editor: 工藤, なをみ
• Author Heading: 工藤, なをみ
• Publication, Distribution, etc.: 城西大学
• Publication Date: 2003-05
• Publication Date (W3CDTF): 2003-05
• Alternative Title: バイヨウ サイボウ オ モチイタ カガク ブッシツ ノ キュウシュウ ハイセツ キコウ カイセキケイ ノ カクリツ ト ドクセイ ヒョウカ ヘノ オウヨウ; Analysis of the mechanisms of absorption and elimination of chemical products in cultured cells and its application for estimation of the toxicity in vivo
• Periodical title: 科学研究補助金研究成果報告書
• No. or year of volume/issue: 基盤研究(C)(2) 研究課題番号12680552
• Volume: 基盤研究(C)(2)
• Issue: 研究課題番号12680552
• Text Language Code: jpn
• Subject Heading: intestinal absorption; organic anion transporter; perfluooctanoic acid; renal clearance; sex hormone; フッ素化脂肪酸; ペルフルオロオクタン酸; 性ホルモン; 有機酸トランスポーター; 消化管吸収; 腎クリアランス; 腎排泄
• Target Audience: 一般
• Note (General): type:text; 本研究では、ペルフルオロ脂肪酸をモデル化合物として、in vivoおよびin vitroでの輸送機構の解明を試みた。さらに化学物質の生体内輸送を評価するための培養細胞系を確立するための基礎的データの収集を行った。ペルフルオロオクタン酸はラットの消化管から効率よく吸収された。反転腸管および小腸刷子縁膜ベシクルを用いた解析から、吸収には何らかのトランスポーターが関与することが示唆された。一方、ペルフルオロオクタン酸は主として尿中に排泄され、その腎クリアランスは性ホルモンによって調節されていることが明らかとなった。種々のホルモン状態における腎クリアランスとmRNA発現量の解析から、ペルフルオロオクタン酸の尿中排泄には有機アニオントランスポーターであるOAT2,OAT3およびoatp1が関与することが示唆された。また、免疫組織染色により、異なるホルモン状態においてOAT3蛋白の発現がmRNA発現と相関することを見出した。アフリカツメガエル卵母細胞に種々のトランスポーターを発現させたところ、OAT3とoatp1がペルフルオロオクタン酸を輸送することが明らかとなった。以上の結果より、モデル化学物質の輸送機構が明らかとなったので、培養細胞に発現させてin vivoにおける種々の化学物質の輸送を評価する系を構築する準備が整った。; 平成12年度～平成14年度科学研究費補助金（基盤研究(C)(2)）研究成果報告書， 研究課題番号：12680552，研究期間：2000年度～2002年度，研究分野：環境影響評価(含放射線生物学), 研究者番号：10161647. 研究種目：基盤研究(C)，研究機関：城西大学，研究代表者：工藤なをみ，研究分担者：藤兼裕子．（注）学会誌等発表5論文（全て英文）は、非掲載。 64p.; identifier:JOS-kaken12680552a; identifier:10161647
• Format (IMT): application/pdf
• Source: https://libir.josai.ac.jp/il/user_contents/02/G0000284repository/pdf/JOS-kaken12680552a.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 城西大学 : JURA 城西大学機関リポジトリ