セシウム添加型負イオン源におけるプラズマ電極材質の違いが負イオン生成に与える影響

• Material Type: 文書・図像類
• Title: セシウム添加型負イオン源におけるプラズマ電極材質の違いが負イオン生成に与える影響
• Author/Editor: 清水 崇司; 森下 卓俊; 柏木 美恵子; 花田 磨砂也; 伊賀 尚; 井上 多加志; 渡邊 和弘; 和田 元; 今井 剛
• Author Heading: 清水 崇司; 森下 卓俊; 柏木 美恵子; 花田 磨砂也; 伊賀 尚; 井上 多加志; 渡邊 和弘; 和田 元; 今井 剛
• Publication Date: 2003-03
• Publication Date (W3CDTF): 2003-03
• Alternative Title: Effect of electrode materials on a negative ion production in a cesium seeded negative ion source
• Periodical title: JAERI-Tech 2003-006
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): セシウム添加型負イオン源におけるプラズマ電極の材質の違いが、負イオン生成効率に与える影響について実験的に調べた。本研究においては、金,銀,銅,ニッケル,モリブデンの5種の電極について調べた。実験では、プラズマ電極がフィラメント陰極材によって覆われることを防ぐために、2.45GHzのマイクロ波イオン源を用い、各電極において仕事関数と負イオン電流の相関性を測定した。その結果、得られる負イオン電流量は、その時の電極の仕事関数によって一意的に決まり、電極材質そのものには無関係であることが明らかになった。つまり、電極材質の違いが仕事関数の違いをもたらし、仕事関数の違いによって負イオン生成量が変わることがわかった。用いた材質の中では、金が最も低い仕事関数1.42eVを示し、負イオン生成効率も20.7mA/kWの高い値を示した。この値は、従来から電極として用いられている銅やモリブデンより30\%高い値であった。さらに、セシウムとタングステンを同時堆積させた場合には、24.6mA/kWと最も高い効率を得た。
• Source: /JAERI-Tech-2003-006.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Tech-2003-006.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: セシウム添加型負イオン源におけるプラズマ電極の材質の違いが、負イオン生成効率に与える影響について実験的に調べた。本研究においては、金,銀,銅,ニッケル,モリブデンの5種の電極について調べた。実験では、プラズマ電極がフィラメント陰極材によって覆われることを防ぐために、2.45GHzのマイクロ波イオン源...