シビアアクシデント条件下の照射済燃料からの放射性物質放出挙動; VEGA-1実験の結果

• Material Type: 文書・図像類
• Title: シビアアクシデント条件下の照射済燃料からの放射性物質放出挙動; VEGA-1実験の結果
• Author/Editor: 日高 昭秀; 中村 武彦; 工藤 保; 上塚 寛
• Author Heading: 日高 昭秀; 中村 武彦; 工藤 保; 上塚 寛
• Publication Date: 2001-12
• Publication Date (W3CDTF): 2001-12
• Alternative Title: Behavior of radionuclide release from irradiated fuel under severe accident conditions; Results of VEGA-1 test
• Periodical title: JAERI-Research 2001-055
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): シビアアクシデント条件下における燃料からの放射性物質放出を調べるVEGA計画の第1回目実験であるVEGA-1を1999年9月に行った。試験燃料は、燃焼度47GWd/tUのPWR燃料ペレット2個(被覆管無し)であり、大気圧,He雰囲気条件で2773Kまで昇温した。Csは1650K以上で放出し始め、最終的な放出割合は約85\%に達した。Ruの最終的な放出割合は4.7\%,CeとEuのそれはゼロであった。実験後に行った研究燃料に対するミクロ組織観察では、FPガス放出に伴って生じたと考えられる直径数$\mu$mの気泡が多数観測された。Cs放出に関して既存の放出モデルを用いて評価した結果、燃料と被覆管の共晶反応が生じる高温域で計算は実験より過大となった。Cs放出データをUO$_{2}$結晶粒内の拡散係数で整理すると、アレニウス型にほぼ従うことから、Cs放出は粒内拡散が律速であったと考えられる。
• Source: /JAERI-Research-2001-055.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Research-2001-055.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: シビアアクシデント条件下における燃料からの放射性物質放出を調べるVEGA計画の第1回目実験であるVEGA-1を1999年9月に行った。試験燃料は、燃焼度47GWd/tUのPWR燃料ペレット2個(被覆管無し)であり、大気圧,He雰囲気条件で2773Kまで昇温した。Csは1650K以上で放出し始め、最終...