変動磁場中の強制冷却超電導体の電流偏流現象に関する研究

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 変動磁場中の強制冷却超電導体の電流偏流現象に関する研究
• Author/Editor: 小泉 徳潔
• Author Heading: 小泉 徳潔
• Publication Date: 2000-02
• Publication Date (W3CDTF): 2000-02
• Alternative Title: Non-uniform current distribution in a force-cooled superconductor under changing magnetic field
• Periodical title: JAERI-Research 99-076
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 大電流強制冷却超電導導体は、交流損失低減のために、素線間に絶縁層あるいは高抵抗層を設ける。これらの導体の実証試験で、それぞれが臨界電流値の1/20,1/5でクエンチする不安定現象を観測した。この原因を実験・解析の両面から研究して、電流偏流によってクエンチが起こることを論証した。これらの導体では、わずかな撚線の乱れのために、もれ磁束が零とならないループが存在する。これまでの中規模のコイルでは、このループに誘起される循環電流は小さく問題とならなかった。一方、コイルが大型化して、磁場が高くなったために、もれ磁束が大きくなって、大きな循環電流が発生するようになった。このために、大きな電流偏流が発生して、大幅なクエンチ電流値の低下を引き起した。一方、電流偏流による不安定現象の解消方法も本研究のなかで考案し、その技術を実証した。
• Source: /JAERI-Research-99-076.pdf/ comment：fulltext; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Research-99-076.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 大電流強制冷却超電導導体は、交流損失低減のために、素線間に絶縁層あるいは高抵抗層を設ける。これらの導体の実証試験で、それぞれが臨界電流値の1/20,1/5でクエンチする不安定現象を観測した。この原因を実験・解析の両面から研究して、電流偏流によってクエンチが起こることを論証した。これらの導体では、わず...