アスファルト固化処理施設火災爆発事故の中期的課題の対応; アスファルト固化体中の塩粒度分布測定に対するレーザ回折式装置の適用検討

• Material Type: 文書・図像類
• Title: アスファルト固化処理施設火災爆発事故の中期的課題の対応; アスファルト固化体中の塩粒度分布測定に対するレーザ回折式装置の適用検討
• Author/Editor: 加藤 良幸; 柴田 淳広
• Author Heading: 加藤 良幸; 柴田 淳広
• Publication Date: 1999-09
• Publication Date (W3CDTF): 1999-09
• Alternative Title: None
• Periodical title: JNC TN8410 99-034
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): アスファルト固化処理施設で発生した火災爆発事故における推定原因の1つとして、廃液供給速度を低下させたことにより、廃液中の蒸発・乾燥は通常よりも早い段階で終了したため、固化体中の塩が長時間混練されて微細化し、表面積が増大することで反応性が同第する可能性があると考えた。このため、通常運転時と事故当時に充てん室内に残された実固化体中の塩粒子径を測定することとした。これを実施するために、光学顕微鏡やマイクロスコープを用いて画像解析法により測定したが、この方法で粒度分布を算出するには測定対象粒子数が少ないためバッチ間の平均粒子径を比較することは困難であった。よって、統計的な数の塩粒子を取り扱って平均粒子径を求めるレーザ回折式粒度分布測定装置の適応検討を行い、測定装置の選定を行った。この結果、島津製SALD-200Vが今回の測定には最適であることが分かった。また、この装置の分散媒選定などの測定条件を設定した。この結果、バッチセルで分散媒には四塩化炭素を用いるのが最適であることが分かった。この条件で被災ドラムから回収した実固化体の測定を実施することとした。; None
• Source: /JNC-TN8410-99-034.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JNC-TN8410-99-034.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: アスファルト固化処理施設で発生した火災爆発事故における推定原因の1つとして、廃液供給速度を低下させたことにより、廃液中の蒸発・乾燥は通常よりも早い段階で終了したため、固化体中の塩が長時間混練されて微細化し、表面積が増大することで反応性が同第する可能性があると考えた。このため、通常運転時と事故当時に充...