段丘堆積層における237Np及び241Amの分配係数

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 段丘堆積層における237Np及び241Amの分配係数
• Author/Editor: 田中 忠夫; 武部 愼一; 小川 弘道; 村岡 進
• Author Heading: 田中 忠夫; 武部 愼一; 小川 弘道; 村岡 進
• Publication Date: 1998-03
• Publication Date (W3CDTF): 1998-03
• Alternative Title: Distribution coefficients of 237Np and 241Am in sedimentary geological formation
• Periodical title: JAERI-Research 98-018
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 六ヶ所村の段丘堆積層から採取した凝灰質砂、砂岩、凝灰岩を対象として、$^{237}$Np(V)及び$^{241}$Am(III)の吸着及び脱離実験を実施し、分配係数を測定するとともに吸着メカニズムについて検討した。$^{237}$Npの分配係数は、pHが高くなるに従って増大する傾向を示したが、共存するNa及びCaイオン濃度の影響はみられなかった。$^{237}$Npの試料への吸着は主として可逆的な吸着メカニズムに支配されているため、$^{237}$Npの移行挙動は分配係数を適用した吸着モデルで予測可能であることを示した。$^{241}$Amの分配係数は、pH7~8で最大となった。また、Na及びCaイオン濃度が高くなるに従って減少した。$^{241}$Amの吸着は非可逆的な吸着メカニズムが支配的であり、$^{241}$Amの移行挙動を高い精度で予測するためには、非可逆的な反応を考慮した吸着モデルの適用が必要であることが示唆された。
• Source: /JAERI-Research-98-018.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Research-98-018.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 六ヶ所村の段丘堆積層から採取した凝灰質砂、砂岩、凝灰岩を対象として、$^{237}$Np(V)及び$^{241}$Am(III)の吸着及び脱離実験を実施し、分配係数を測定するとともに吸着メカニズムについて検討した。$^{237}$Npの分配係数は、pHが高くなるに従って増大する傾向を示したが、共存す...