易溶性核種の挙動及びアスファルトの微生物分解挙動に関する研究(III)(研究委託内容報告書)

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 易溶性核種の挙動及びアスファルトの微生物分解挙動に関する研究(III)(研究委託内容報告書)
• Author/Editor: *
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• Publication Date: 1998-02
• Publication Date (W3CDTF): 1998-02
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TJ1564 98-001
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): TRU廃棄物処分場の安全性評価のために分配係数に関する文献調査を実施し、データベースを作成すると共に、TRU廃棄物の一つであるアスファルト固化体に含まれるヨウ素129の浸出挙動を把握する。また、長期耐久性評価の観点からアスファルトの徴生物分解にともなう酸素消費速度の評価を行う。実施項目と成果の概要は以下の通り。(1)吸着データベースの作成・昨年度データベースに登録したヨウ素と炭素を除き、TRU廃棄物処分に関係のある18核種について分配係数の記載のある196件の文献を収集した。・本文に示した登録の規則に従う分配係数の記載されている文献は132件であった。・データベースに登録した核種は全部で13核種、全レコード数は1520であった。・100件以上のデータが登録されたのは、Cs、Np、Pu、Sr、Tc、Uの6核種であった。(2)アスファルト固化体からのヨウ素の浸出挙動の検討・NaOH溶液によるpH調整では、NaもIイオンも浸出率は10(-3)cm/dayのオーダーであり、溶液のpHに依存しなかった。・本固化体から90\%の核種が溶出する時間は、浸出率から約8年と見積もられた。・AgIを含有するアスファルト固化体は大気下還元下共に、ほとんど膨潤しなかった。・還元環境下でもアスファルト固化体に硝酸イオンが存在すれは、固化体内部のEhが低下せずに、AgIが分解しないと推定された。・AgI含有アスファルト固化体は、CsI固化体と比較してNaNO3の浸出速度が遅いことや還元環境下でもEhが低下しないことから、実固化体の大きさではヨウ素を約1500年間保持することが予測された。(3)アスファルト分解に伴う酸素消費量の調査・アスファルトを劣化させうる好気性徴生物を用いてアスファルトの劣化実験を行ったときの酸素消費を測定し、酸素量当たりの劣化量を見積もった。・アスファルトの微生物劣化実験での酸素消費は小さく、培地そのものの酸素消費を直接測定することはできなかった。しかしながら、培地中の菌体を濃縮して菌体濃度を高めた状態では酸素消費を測定することができた。・アスファルトペレットの重量減少を劣化量と定義して計算すると、重量比で酸素消費1に対し、2種のアスファルト分解菌を用いた実験でそれぞれアスファルト0.391、0.388が劣化されることがわかった。・アスファルトの劣化実験での微生物増加量を; None
• Source: /PNC-TJ1564-98-001.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TJ1564-98-001.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: TRU廃棄物処分場の安全性評価のために分配係数に関する文献調査を実施し、データベースを作成すると共に、TRU廃棄物の一つであるアスファルト固化体に含まれるヨウ素129の浸出挙動を把握する。また、長期耐久性評価の観点からアスファルトの徴生物分解にともなう酸素消費速度の評価を行う。実施項目と成果の概要は...