ポリイミド分離膜を用いた水蒸気改質生成ガスからのメタン分離に関する研究

• Material Type: 文書・図像類
• Title: ポリイミド分離膜を用いた水蒸気改質生成ガスからのメタン分離に関する研究
• Author/Editor: 小磯 浩司; 稲垣 嘉之; 会田 秀樹; 関田 健司; 羽賀 勝洋; 日野 竜太郎
• Author Heading: 小磯 浩司; 稲垣 嘉之; 会田 秀樹; 関田 健司; 羽賀 勝洋; 日野 竜太郎
• Publication Date: 1997-10
• Publication Date (W3CDTF): 1997-10
• Alternative Title: Study on methane separation from steam reforming product gas with polyimide membrane
• Periodical title: JAERI-Research 97-076
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 天然ガス(主成分:CH$_{4}$)の水蒸気改質法を用いたHTTR水素製造システムでは、高圧・低温(4.5MPa、800$^{\circ}$C)の反応条件のため、CH$_{4}$の転化率は約65\%の低い値に止まっている。そのCH$_{4}$転化率を向上させる手法の一つとして考えられたのが、改質後の生成ガス中からガス分離器を用いて、CH$_{4}$を分離し、改質器へ戻すことにより、実質的にCH$_{4}$転化率を向上させるものである。ポリイミド分離膜について、CH$_{4}$,H$_{2}$,CO$_{2}$,COの混合ガス中からのCH$_{4}$分離特性を明らかにするために、実験及び数値解析を行った。混合ガスを用いて測定した各成分ガスの透過率は、単体ガスを用いた測定値(カタログ値)に対して約1/3~1/14に減少した。CH$_{4}$の分離については、混合ガス中から約80\%の割合でCH$_{4}$を回収することができ、H$_{2}$及びCO$_{2}$については98\%以上を除去することができた。これらの結果からポリイミド分離膜は、リサイクルシステムに有用であることが確認した。また、差分法による解析は透過率、モル分率分布等の実験結果をよく再現しており、分離挙動についての解析手法を確立することができた。
• Source: /JAERI-Research-97-076.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Research-97-076.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 天然ガス(主成分:CH$_{4}$)の水蒸気改質法を用いたHTTR水素製造システムでは、高圧・低温(4.5MPa、800$^{\circ}$C)の反応条件のため、CH$_{4}$の転化率は約65\%の低い値に止まっている。そのCH$_{4}$転化率を向上させる手法の一つとして考えられたのが、改質後の...