JT-60Uにおけるシンチレーションファイバー検出器を使用したトリトン燃焼研究

• Material Type: 文書・図像類
• Title: JT-60Uにおけるシンチレーションファイバー検出器を使用したトリトン燃焼研究
• Author/Editor: 原野 英樹
• Author Heading: 原野 英樹
• Publication Date: 1997-09
• Publication Date (W3CDTF): 1997-09
• Alternative Title: Triton burnup study using scintillating fiber detector on JT-60U
• Periodical title: JAERI-Research 97-060
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): プラズマ中の高速イオンの挙動解明は核融合炉実現のための必須条件であり、トリトン燃焼はそのための最も有効なアプローチの一つである。本研究ではトリトン燃焼の時間変化測定のため、指向性DT中性子検出器シンチレーションファイバ検出器を開発し、JT-60Uに設置した。本検出器は耐放射線性に優れる他、核融合放射線場からDT中性子のみを高時間分解能、かつ高ダイナミックレンジにて選別し測定するという特長を持つことを各種性能試験により確認した。またJT-60Uにて本検出器により測定した放電中のDT中性子発生率の時間変化をOFMCコード等を用いて解析した結果、トリトンの減速過程は古典的減速モデルに従うこと、トリトンの古典的輸送過程はリップル輸送に支配されること等、高速イオンの挙動に関する幾つかの有益な知見が見られた。
• Source: /JAERI-Research-97-060.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Research-97-060.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: プラズマ中の高速イオンの挙動解明は核融合炉実現のための必須条件であり、トリトン燃焼はそのための最も有効なアプローチの一つである。本研究ではトリトン燃焼の時間変化測定のため、指向性DT中性子検出器シンチレーションファイバ検出器を開発し、JT-60Uに設置した。本検出器は耐放射線性に優れる他、核融合放射...