諸外国における銅オーバーパックの腐食モデルに関する調査

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 諸外国における銅オーバーパックの腐食モデルに関する調査
• Author/Editor: 本田 明
• Author Heading: 本田 明
• Publication Date: 1997-06
• Publication Date (W3CDTF): 1997-06
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TN8420 97-010
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 銅オーバーパックに関する研究を効率的に進めるため、銅オーバーパックの腐食寿命評価モデルに関する諸外国の検討例を文献に基づき調査した。調査結果の概要は以下のようである。カナダ(AECL)の評価では、均一腐食については銅化学種の外側への拡散が腐食反応を律速しているとしてオーバーパック/ベントナイト界面における銅化学種のフラックスを腐食速度として評価している。孔食については、14年までの土壌埋設銅試験片(銅合金を含む)と3000年間土壌に埋設されていた青銅器時代の考古学的出土品の孔食深さデータを極値統計法により解析し、得られた最大孔食深さの累積確率分布関数のパラメータを時間の関数として表すことにより最大孔食深さの時間依存性を評価している。スウェーデン(SKB)では腐食深さを腐食反応にあずかる物質の供給速度あるいは供給されうる量に基づき評価している。反応にあずかる物質として酸素と硫化物が検討された。同じくスウェーデンのSKIでは環境条件を強酸化性条件、弱酸化性条件および還元性条件の3種類に分類し、それぞれ銅化学種の外側への輸送、オーバーパック表面への酸素の輸送およびオーバーパック表面への硫化物の輸送が腐食反応の律速段階であると仮定して腐食速度を評価するモデルを開発している。; None
• Source: /PNC-TN8420-97-010.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN8420-97-010.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 銅オーバーパックに関する研究を効率的に進めるため、銅オーバーパックの腐食寿命評価モデルに関する諸外国の検討例を文献に基づき調査した。調査結果の概要は以下のようである。カナダ(AECL)の評価では、均一腐食については銅化学種の外側への拡散が腐食反応を律速しているとしてオーバーパック/ベントナイト界面に...