21/4Cr-1Mo鋼の400circCにおける中性子照射脆化

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 21/4Cr-1Mo鋼の400circCにおける中性子照射脆化
• Author/Editor: 西山 裕孝; 深谷 清; 鈴木 雅秀; 衛藤 基邦
• Author Heading: 西山 裕孝; 深谷 清; 鈴木 雅秀; 衛藤 基邦
• Publication Date: 1997-06
• Publication Date (W3CDTF): 1997-06
• Alternative Title: Irradiation embrittlement of 21/4Cr-1Mo steel at 400circC
• Periodical title: JAERI-Research 97-039
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 照射温度が290$^{\circ}$C~400$^{\circ}$Cで、1$\times$10$^{18}$~3$\times$10$^{20}$n/cm$^{2}$(E$>$1MeV)の中性子照射を受けた21/4Cr-1Mo鋼について、引張試験、シャルピー衝撃試験及び電気化学的試験の結果から、中高温度域での中性子照射脆化の特徴について検討を行った。照射温度が400$^{\circ}$Cの場合、照射脆化はマトリックスの硬化によって誘起されるが、その程度は極めて小さい。しかし、照射量が5$\times$10$^{19}$n/cm$^{2}$以上になると、非硬化性の脆化すなわち粒界脆化が生じた。一方、累積中性子照射量が5.2~7.5$\times$10$^{19}$n/cm$^{2}$において照射温度を約300$^{\circ}$Cから400$^{\circ}$Cに変えた場合、300$^{\circ}$Cにおける照射量の大小すなわち照射硬化量に関係なく、その後の400$^{\circ}$C照射によって照射硬化のほとんどが回復した。したがって、400$^{\circ}$C照射による脆化の主因は粒界脆化であり、電気化学的分極法によってその原因が不純物等の照射誘起偏析であることが推察された。
• Source: /JAERI-Research-97-039.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Research-97-039.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 照射温度が290$^{\circ}$C~400$^{\circ}$Cで、1$\times$10$^{18}$~3$\times$10$^{20}$n/cm$^{2}$(E$>$1MeV)の中性子照射を受けた21/4Cr-1Mo鋼について、引張試験、シャルピー衝撃試験及び電気化学的試験の結果から、中高...