Ni-Cr-W系超耐熱合金試作溶接継手の大気中クリープ破断特性

• Material Type: 文書・図像類
• Title: Ni-Cr-W系超耐熱合金試作溶接継手の大気中クリープ破断特性
• Author/Editor: 倉田 有司; 斉藤 貞一郎; 辻 宏和; 高津 玉男; 新藤 雅美; 中島 甫
• Author Heading: 倉田 有司; 斉藤 貞一郎; 辻 宏和; 高津 玉男; 新藤 雅美; 中島 甫
• Publication Date: 1997-05
• Publication Date (W3CDTF): 1997-05
• Alternative Title: Creep rupture properties of trial welded joints of a Ni-Cr-W superalloy in air environment
• Periodical title: JAERI-Research 97-032
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): Ni-Cr-W系超耐熱合金を実用化する上で、残された課題である溶接用溶加材を開発するため、微量添加元素の量を調整して溶接割れ感受性を低下させ、手動TIG溶接により試作した3種類の溶接継手F,P5,P6の900~1050$^{\circ}$Cにおけるクリープ破断特性の評価を行った。試作継手のクリープ破断時間は、母材(1000$^{\circ}$C,10万時間のクリープ破断強度10.8MPa)と同程度かわずかに短く、高温で使用する溶接継手としてはかなり優れたクリープ破断強度を示した。溶接継手の破断位置は900$^{\circ}$Cでは母材、1000$^{\circ}$C,1050$^{\circ}$Cと高温になるに従い、溶接金属となった。ボイド、クラックは、母材あるいは溶接金属の結晶粒界に形成した。今後、自動TIG溶接用の溶接ワイヤの開発を行い、溶接性、クリープ特性、耐食性等に優れたNi-Cr-W系超耐熱合金用の溶加材を開発していく予定である。
• Source: /JAERI-Research-97-032.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Research-97-032.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: Ni-Cr-W系超耐熱合金を実用化する上で、残された課題である溶接用溶加材を開発するため、微量添加元素の量を調整して溶接割れ感受性を低下させ、手動TIG溶接により試作した3種類の溶接継手F,P5,P6の900~1050$^{\circ}$Cにおけるクリープ破断特性の評価を行った。試作継手のクリープ破...