有機塩素化合物の脱塩素化

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 有機塩素化合物の脱塩素化
• Author/Editor: 矢幡 胤昭; 木原 伸二; 大内 操
• Author Heading: 矢幡 胤昭; 木原 伸二; 大内 操
• Publication Date: 1996-06
• Publication Date (W3CDTF): 1996-06
• Alternative Title: Dechlorinating reaction of organic chlorides
• Periodical title: JAERI-Research 96-035
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): トリクロロエチレン、ジクロロメタン等の有機塩素化合物と鉄、アルミニウム粉末または酸化カルシウムとの反応による脱塩素化を試みた。反応の進行状況は質量分析計を用いて有機塩素化合物の濃度変化より調べた。トリクロロエチレンと鉄粉末との反応をAr中350~440$^{\circ}$Cで行った。380$^{\circ}$Cで反応は急速に進行し約100分間の接触反応で99.5\%以上が分解し塩化鉄と炭素が生成した。ジクロロメタンを380~440$^{\circ}$Cで鉄粉末と反応させると塩化鉄、炭素及び水素が生成した。反応過程でメチル基、メタンが検出された。アルミニウムとは380~440$^{\circ}$Cで反応が十分進行しなかった。トリクロロエチレンと酸化カルシウムの反応をアルゴン及び空気中で行った。いずれも塩化カルシウムが生成するが、空気雰囲気ではCO、CO$_{2}$が生成し、アルゴン中では炭素が遊離する。
• Source: /JAERI-Research-96-035.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Research-96-035.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: トリクロロエチレン、ジクロロメタン等の有機塩素化合物と鉄、アルミニウム粉末または酸化カルシウムとの反応による脱塩素化を試みた。反応の進行状況は質量分析計を用いて有機塩素化合物の濃度変化より調べた。トリクロロエチレンと鉄粉末との反応をAr中350~440$^{\circ}$Cで行った。380$^{\c...