「常陽」MK-III計画に係る安全評価(7.ATWS事象の解析)

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 「常陽」MK-III計画に係る安全評価(7.ATWS事象の解析)
• Author/Editor: 島川 佳郎
• Author Heading: 島川 佳郎
• Publication Date: 1995-09
• Publication Date (W3CDTF): 1995-09
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TN9410 95-228
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 本資料は、MK-III計画に係る安全評価のバックアップとする目的で実施した、ATWS事象(いわゆる(5)項事象に相当する事象)の解析についてまとめたものである。本解析では、下記の2事象についてその初期過程(起因過程)の解析を「SAS-3D」コードを用いて行い、炉心の核的・熱的な過渡挙動、燃料要素の破損挙動等の全炉心的な事故挙動を明らかにしている。1. ULOF事象 :1次冷却系主循環ポンプトリップ+原子炉スクラム失敗2. UTOP事象 :制御棒誤引抜き(5￠/s、4.5\$投入)+原子炉スクラム失敗本解析の結果は、以下に示すとおりである。(1) ULOF事象、UTOP事象とも、燃料破損は非同時的で正の反応度投入量も小さく、事象進展は緩慢なものとなる。(2) ULOF事象では、一部のチャンネルで溶融燃料によるプールが形成されるが、その規模は小さい。(3) したがって、MK-III改造後の「常陽」においてATWS事象の発生を想定しても、機械的エネルギーの放出には至らないと判断できる。; None
• Source: /PNC-TN9410-95-228.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN9410-95-228.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 本資料は、MK-III計画に係る安全評価のバックアップとする目的で実施した、ATWS事象(いわゆる(5)項事象に相当する事象)の解析についてまとめたものである。本解析では、下記の2事象についてその初期過程(起因過程)の解析を「SAS-3D」コードを用いて行い、炉心の核的・熱的な過渡挙動、燃料要素の破...