高速液体クロマトグラフ法を適用した坑廃水の自動モニタリングシステムに関する調査

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 高速液体クロマトグラフ法を適用した坑廃水の自動モニタリングシステムに関する調査
• Author/Editor: *
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• Publication Date: 1995-03
• Publication Date (W3CDTF): 1995-03
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TJ7675 95-001
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): ウラン鉱山からの抗水または廃水による鉱害を防止するため、抗廃水排出基準規制などが強化されている。1993年には水質汚濁防止法の強化改正が実施され、ウラン鉱山での廃水の浄化処理技術と水質モニタリング技術の自動化、高度化が求められている。このような環境保全技術は、国内だけでなく海外のウラン鉱山においても開発・操業・閉山の総ての過程で今後益々重要な技術となることが予想される。また、これらの技術は海外でのウラン探査活動を進展させるための鉱山開発に起因する環境汚染を防止するためにも大変重要て、ウラン鉱山の抗廃水水質に係わる各種の規制項目を常時自動的に監視できるシステムを開発することが要望されている。最近の化学成分の分析手法の動向は、従来の単成分分析手法と異なり、同一原理に基づいて高度なコンピューター技術を駆使して、多成分を同一検出器を用いて同時に分析、定量し、幅広い情報を得て適切な状況判断をしていこうという方向にある。一般にこの考え方による化学分析手法としては、有機物を測定対象にした高速液体クロマトグラフィーがよく知られている。この原理を電気伝導度検出器を用いて無機イオンに応用したものがイオンクロマトグラフィーである。最近、この方法はその有用性が認められて、工場排水試験方法JIS K 0102にイオン種の新しい分析法として採用され、排水管理の有力な手段となってきている。多成分イオン成分同時分析法としてのイオンクロマトグラフィーは、あらかじめ実験的に定められた測定条件に従って、一定組成の溶離液の流れの中に一定量の少量のサンプルを注入し、比較的交換容量の小さいイオン交換カラムを用いて、サンプル中のイオン種を展開、溶離後、測定系の下方に配置された電気伝導度検出器、電気化学検出器または吸光光度検出器を用いて測定する方法である。この方法は20世紀における化学的、物理的技術の成果として昨今の情報化時代にマッチし、広く化学分析の分野で受け入れられており、特に陰イオンの成分分析において、21世紀における標準分析法としての地位を確立しつつある。; None
• Source: /PNC-TJ7675-95-001.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TJ7675-95-001.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: ウラン鉱山からの抗水または廃水による鉱害を防止するため、抗廃水排出基準規制などが強化されている。1993年には水質汚濁防止法の強化改正が実施され、ウラン鉱山での廃水の浄化処理技術と水質モニタリング技術の自動化、高度化が求められている。このような環境保全技術は、国内だけでなく海外のウラン鉱山においても...