未撹乱通気砂層試料を用いた放射性核種移動試験における粒子性放射性核種の存在量および速度定数

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 未撹乱通気砂層試料を用いた放射性核種移動試験における粒子性放射性核種の存在量および速度定数
• Author/Editor: 小川 弘道; 武部 愼一; 妹尾 宗明
• Author Heading: 小川 弘道; 武部 愼一; 妹尾 宗明
• Publication Date: 1994-07
• Publication Date (W3CDTF): 1994-07
• Alternative Title: Amounts of particulate radionuclides and their reaction constants in radionuclide migration test using undisturbed samples of aerated sandy soil layers
• Periodical title: JAERI-Research 94-002
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 未撹乱状態で採取した通気砂層試料に対して行なった放射性核種移動試験の結果から、逆解析によって粒子性$^{60}$Coおよび粒子性$^{137}$Csの存在量および反応速度定数を推定した。粒子成分量は、両核種ともに、全流入放射性核種量の数\%以下であり、水流速依存性は認められなかった。粒子性$^{60}$Coの吸着反応速度定数は10$^{-4}$~10$^{-3}$(ml/g・min)程度、脱離反応速度定数は10$^{-5}$~10$^{-4}$(1/min)程度であり、吸脱着反応が平衡に到達した場合には、これらの値は数10(ml/g)程度の分配係数に相当すると考えられた。粒子性$^{137}$Csの捕獲反応速度定数と同程度の10$^{-4}$~10$^{-3}$(ml/g・min)であった。両核種とも、反応速度定数に水流速依存性が明白に認められ、特に$^{60}$Coの脱離反応速度定数には大きな水流速依存性が認められた。
• Source: /JAERI-Research-94-002.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Research-94-002.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 未撹乱状態で採取した通気砂層試料に対して行なった放射性核種移動試験の結果から、逆解析によって粒子性$^{60}$Coおよび粒子性$^{137}$Csの存在量および反応速度定数を推定した。粒子成分量は、両核種ともに、全流入放射性核種量の数\%以下であり、水流速依存性は認められなかった。粒子性$^{60...