MOX燃料電解溶解技術開発(I)-平成4年度成果

• Material Type: 文書・図像類
• Title: MOX燃料電解溶解技術開発(I)-平成4年度成果
• Author/Editor: 木原 義之; 小笠原 誠洋; 佐藤 進; 根本 剛; 都所 昭雄
• Author Heading: 木原 義之; 小笠原 誠洋; 佐藤 進; 根本 剛; 都所 昭雄
• Publication Date: 1993-04
• Publication Date (W3CDTF): 1993-04
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TN8410 93-084
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 硝酸に対して難溶性のPuO2の溶解技術の向上を目指した電解溶解試験を実施している。この電解溶解法は、添加した硝酸銀の電気分解で生成したAg2+によりPuO2(IV)がPuO2+(V)を経由してPuO22+(VI)まで酸化され、PuO2の溶解が進行する方法である。したがって、PuO2の溶解速度はAg2+の生成速度に依存するため、まずPuO2を用いたホット試験に先行し、電気分解によるAg2+の生成速度と電解電流、酸濃度あるいは硝酸銀濃度との関係等の生成挙動を明らかにし、さらにPuO2に含まれると推測される金属不純物の影響を確認した。その結果、Ag2+の生成速度は電解電流、硝酸銀濃度および陽極酸濃度に比例することを確認し、Ag2+の生成速度とそれぞれの関係式を明らかにした。また、金属不純物としてはクロムがAg2+の生成に影響することが明らかになった。さらに、PuO2およびMOXを用いた試験を実施した結果、PuO2の溶解速度はAg2+の生成速度に律速すること、またUO2が溶解する際に発生するNOxガスによりAg2+が還元されるためにPuO2の溶解速度が遅くなる等のPuO2の電解溶解に関する基礎的な情報を得ることができた。; None
• Source: /PNC-TN8410-93-084.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN8410-93-084.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 硝酸に対して難溶性のPuO2の溶解技術の向上を目指した電解溶解試験を実施している。この電解溶解法は、添加した硝酸銀の電気分解で生成したAg2+によりPuO2(IV)がPuO2+(V)を経由してPuO22+(VI)まで酸化され、PuO2の溶解が進行する方法である。したがって、PuO2の溶解速度はAg2...