低密度ペレット製造条件確立試験(4)-酸化破砕による乾式回収試験(1)

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 低密度ペレット製造条件確立試験(4)-酸化破砕による乾式回収試験(1)
• Author/Editor: 宮本 寛; 川瀬 啓一; 遠藤 秀男; 上村 勝一郎; 山本 純太; 長井 修一朗
• Author Heading: 宮本 寛; 川瀬 啓一; 遠藤 秀男; 上村 勝一郎; 山本 純太; 長井 修一朗
• Publication Date: 1992-06
• Publication Date (W3CDTF): 1992-06
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TN8410 92-194
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 本報では、酸化破砕による乾式回収のための最適条件の把握を行うために、「もんじゅ」内側炉心ペレット(PuO/SUB2富化度21.5wt\%)を用いて乾式回収粉添加率をパラメータにしたペレット酸化試験、斜方晶(M/SUB3/O/SUB8-z相)析出確認試験を行い、その結果をまとめた。実施した試験の結果から、酸化温度500度C付近の3時間空気中での酸化により破砕が起こり、乾式回収が適用できる事が確認された。また、この時のX線回析による組織についての分析を行ったところ、MO/SUB2+x相の中にM/SUB3/O/SUB8-z相とみられる相が存在していることが確認され、エッチング後の金相写真による観察においても2相分離が確認された。この事より、酸化破砕はMO/SUB2+x相(面心立方晶)の中に、M/SUB3/O/SUB8-z(斜方晶)相が析出することにより起こると考えられる。しかし、1000度Cで酸化を行ったサンプルでもM/SUB3/O/SUB8-z(斜方唱)相が析出しているのが確認されたが、破砕は認められなかった。この違いは、1000度CではM/SUB3/O/SUB8-z(斜方品)相がPuの移動を伴って結晶粒界から析出するのに対して、500度CではPuの移動を伴わずに粒内から析出することによる違いと推定される。; None
• Source: /PNC-TN8410-92-194.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN8410-92-194.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 本報では、酸化破砕による乾式回収のための最適条件の把握を行うために、「もんじゅ」内側炉心ペレット(PuO/SUB2富化度21.5wt\%)を用いて乾式回収粉添加率をパラメータにしたペレット酸化試験、斜方晶(M/SUB3/O/SUB8-z相)析出確認試験を行い、その結果をまとめた。実施した試験の結果か...