燃料密度が中性子増倍率に与える効果

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 燃料密度が中性子増倍率に与える効果
• Author/Editor: 荻野 晃久; 内藤 俶孝
• Author Heading: 荻野 晃久; 内藤 俶孝
• Publication Date: 1991-10
• Publication Date (W3CDTF): 1991-10
• Alternative Title: Effect of fuel density on neutron multiplication factor
• Periodical title: JAERI-M 91-164
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 臨界安全評価を行う場合に、核燃料密度$\rho$が中性子増倍率にどのような影響を与えるかを一般的に明らかにするために、二酸化ウラン(UO$_{2}$)燃料の密度$\rho$と中性子増倍率の関係を検討した。その結果、質量を保存して燃料密度を上げると中性子増倍率が大きくなることを確認した。これは質量を保存して燃料密度を上げると、体積は減少し形状バックリングB$^{2}$は増大するが中性子移動面積M$^{2}$の方がよりいっそう減少し、その結果中性子漏洩量M$^{2}$・B$^{2}$が減少するためである。結果として核燃料の臨界安全評価を行うときに燃料密度の効果を考慮しようとする場合は、燃料の種類に関係なく密度の一番高い燃料で安全を評価するとよいことが分かった。
• Source: /JAERI-M-91-164.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-91-164.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 臨界安全評価を行う場合に、核燃料密度$\rho$が中性子増倍率にどのような影響を与えるかを一般的に明らかにするために、二酸化ウラン(UO$_{2}$)燃料の密度$\rho$と中性子増倍率の関係を検討した。その結果、質量を保存して燃料密度を上げると中性子増倍率が大きくなることを確認した。これは質量を保...