船体動揺による原子炉出力への影響; 出力上昇試験航海時の炉雑音解析

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 船体動揺による原子炉出力への影響; 出力上昇試験航海時の炉雑音解析
• Author/Editor: 田中 義美; 京谷 正彦; 徳永 貴元; 森 拓也
• Author Heading: 田中 義美; 京谷 正彦; 徳永 貴元; 森 拓也
• Publication Date: 1991-03
• Publication Date (W3CDTF): 1991-03
• Alternative Title: Effects of pitching and rolling on reactor power; Reactor noise analysis on a voyage for the N.S. Mutsu power-up tests
• Periodical title: JAERI-M 91-021
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 本報告の目的は、船体運動が「むつ」の原子炉出力に与える影響を解明することである。出力上昇試験の航海中に、原子炉の制御系信号及び船体運動計測装置による信号の測定を行った。このデータを用いて、ピッチング角度、ローリング角度、蒸気流量、中性子束及び一次冷却水温度の各信号間の間連を多変数自己回帰モデルによって解析した。その結果、原子炉の動特性に関しては、ピッチング及びローリングから一次冷却水温度及び中性子束への影響はないという結論を得た。負荷と原子炉出力が顕著な相関を示す周波数はピッチング、ローリングの周波数よりも低域に分離している。ピッチング、ローリングは船の大きさ、重量、重心位置に依存し、一方負荷追従特性は負荷と一次系及び二次系の熱容量に依存する。この理由で、「むつ」の原子炉と船体の設計は良く調和しているものと判断される。
• Source: /JAERI-M-91-021.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-91-021.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 本報告の目的は、船体運動が「むつ」の原子炉出力に与える影響を解明することである。出力上昇試験の航海中に、原子炉の制御系信号及び船体運動計測装置による信号の測定を行った。このデータを用いて、ピッチング角度、ローリング角度、蒸気流量、中性子束及び一次冷却水温度の各信号間の間連を多変数自己回帰モデルによっ...