地層処分の多重バリアシステムを考慮した場合のTRU元素の回収の効果

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 地層処分の多重バリアシステムを考慮した場合のTRU元素の回収の効果
• Author/Editor: 大井 貴夫; 梅木 博之; 佐々木 憲明
• Author Heading: 大井 貴夫; 梅木 博之; 佐々木 憲明
• Publication Date: 1990-11
• Publication Date (W3CDTF): 1990-11
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TN8440 90-025
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 本報告書は,地層処分の安全評価の観点からTRU元素回収の効果を検討するために,地層処分の多重バリアシステムの性能を考慮してTRU元素の回収率と環境中への放射性核種の放出量の関係を定量的に評価したものである。地層処分の安全評価の観点からTRU元素回収の効果を検討するために,地層処分の安全評価上重要と考えられているNp-237を評価核種として選び,平成元年度に動燃内部で構築した地層処分の安全評価体系を用いて,(1)摂取毒性指数を効果的に低減させるTRU元素の回収率,(2)緩衝材の外側からのNp-237の放出率とTRU元素の回収率の関係,(3)Np-237による線量当量とTRU元素の回収率の関係について評価した。本件からは,TRU元素であるNp,Pu,Am,Cmを回収することによる環境中へのNp-237の最大放出率の減少が摂取毒性指数の減少を直接的に反映したものでないことが示された。これは,Np-237等のTRU元素が有する低い溶解度という特徴と地層処分の多重バリアシステムの性能から生じることである。本評価体系の結果からは,TRU元素の回収の効果を評価するためには地層処分の多重バリアシステムの性能を考慮する必要があることが示された。; None
• Source: /PNC-TN8440-90-025.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN8440-90-025.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 本報告書は,地層処分の安全評価の観点からTRU元素回収の効果を検討するために,地層処分の多重バリアシステムの性能を考慮してTRU元素の回収率と環境中への放射性核種の放出量の関係を定量的に評価したものである。地層処分の安全評価の観点からTRU元素回収の効果を検討するために,地層処分の安全評価上重要と考...