クラウン化合物によるトリチウム同位体分離プロセスの開発

• Material Type: 文書・図像類
• Title: クラウン化合物によるトリチウム同位体分離プロセスの開発
• Author/Editor: 藤根 幸雄; 清水 徳; 齋藤 恵一朗; 柴 是行
• Author Heading: 藤根 幸雄; 清水 徳; 齋藤 恵一朗; 柴 是行
• Publication Date: 1989-10
• Publication Date (W3CDTF): 1989-10
• Alternative Title: Development of lithium isotope separation process using crown compounds
• Periodical title: JAERI-M 89-176
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 本報告は、クラウン化合物を用いたリチウム同位体分離プロセスの研究開発結果をまとめたものである。クラウン化合物の一種であるクリプタンド221およびベンゾ-15-クラウン-5などは、リチウム同位体分離係数が、1.02~1.05であり、濃縮係数でイオン交換樹脂の場合の10倍以上である。本研究では、1段の分離を安定に次々と繰り返して所要の濃縮度に到達する方法を実現して、工業的なリチウム同位体分離法としての見通しを得ることに成功した。特に、クリプタンド2$_{B}$21樹脂を用いるプロセスでは、複数本のカラムから成る連続式クロマトグラフィ装置を製作してリチウム同位体分離の工学基礎実証を行って新分離プロセスを完成させた。
• Source: /JAERI-M-89-176.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-89-176.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 本報告は、クラウン化合物を用いたリチウム同位体分離プロセスの研究開発結果をまとめたものである。クラウン化合物の一種であるクリプタンド221およびベンゾ-15-クラウン-5などは、リチウム同位体分離係数が、1.02~1.05であり、濃縮係数でイオン交換樹脂の場合の10倍以上である。本研究では、1段の分...