アクチニド系超電導体の開発(I) Y1-xUxBa2Cu3O7の超電導特性

• Material Type: 文書・図像類
• Title: アクチニド系超電導体の開発(I) Y1-xUxBa2Cu3O7の超電導特性
• Author/Editor: 加藤 正人; 麻生 良二; 河野 秀作; 他3名
• Author Heading: 加藤 正人; 麻生 良二; 河野 秀作; 他3名
• Publication Date: 1989-07
• Publication Date (W3CDTF): 1989-07
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TN8410 89-039
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 90K級超電導YB-2CU3O7において,Uは原子価数とイオン半径の点よりYと比較的容易に置換できると考えられる。そこで,YサイトへのU置換を系統的に行い,特性の変化について調べた。 Y1-XUXB-2CU3O7(x=0$\sim$1)の組織の試料を固相反応法により合成した。その試料について,電気抵抗率,AC帯磁率の測定とX線解析測定により特性の変化を調べた。 U置換に伴い電気抵抗率が増加し,ゼロ抵抗温度が低下する。X=0.3の置換で86.6Kを示すがX=0.4以上の置換では絶縁体的な特性を示した。X線回析の結果により,U置換により,不純物相が現れ,X=0.4以上では超電導相は依存しないことがわかった。この変化は,電気抵抗率の変化とよく対応しているため,電気抵抗率の変化は不純物相の増加に起因していると考えられる。しかし,AC帯磁率において,X=0.05で転移開始温度が上昇し94.5Kを示した。これは,YB-2C-3O7にUが固溶したためと考えられる。 1)Yに対し,1\%のU置換で不純物相が現われ40\%の置換で超電導相は消滅した。 2)5\%のU置換で転送開始温度が上昇し,94.5Kを得た。; None
• Source: /PNC-TN8410-89-039.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN8410-89-039.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 90K級超電導YB-2CU3O7において,Uは原子価数とイオン半径の点よりYと比較的容易に置換できると考えられる。そこで,YサイトへのU置換を系統的に行い,特性の変化について調べた。 Y1-XUXB-2CU3O7(x=0$\sim$1)の組織の試料を固相反応法により合成した。その試料について,電気抵...