中性子エネルギースペクトル及び実効線量当量評価手法の確立に関する研究

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 中性子エネルギースペクトル及び実効線量当量評価手法の確立に関する研究
• Author/Editor: 岩井 敏; 林津 雄厚
• Author Heading: 岩井 敏; 林津 雄厚
• Publication Date: 1988-03
• Publication Date (W3CDTF): 1988-03
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TJ1214 88-001
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 本研究では,中性子被ばく管理が必要とされる核燃料施設のうち,プルトニウム転換技木開発施設を対象にして中性子エネルギースペクトル測定評価を行い,得られたスペクトルを解析し,それに基づき中性子個人モニターおよびレムカウンタを用いた実効線量当量の評価法の検討を行い,以下に示す有用を成果を得た。得られた結果は以下のとおりである。(1) 本施設の中性子エネルギースペクトルは,Puからの$\alpha$線に起因する酸素($\alpha$,n)反応による2MeV付近のピークと,散乱中性子によるI/E型のスペクトルから形成されていることがわかった。(2) プルトニウム燃料開発施設と異なり,Puの自発核分裂による数100keV付近のピークが見られない原因はグローブボックスのパネル厚と材質のちがいにより,本施設の中性子遮へい性能がよいためであることがわかった。(3) 本施設では中性子被ばく線量当量の98\%以上が,線源からの直接成分(15keV以上)によることがわかった。(4) レムカウンタの指示値(パルス計数率からの線量当量率)は,メーカー提示の換算係数を用いれば,測定された中性子スペクトルから求めた値よりも20$\sim$40\%低めであった。
• Source: /PNC-TJ1214-88-001.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TJ1214-88-001.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 本研究では,中性子被ばく管理が必要とされる核燃料施設のうち,プルトニウム転換技木開発施設を対象にして中性子エネルギースペクトル測定評価を行い,得られたスペクトルを解析し,それに基づき中性子個人モニターおよびレムカウンタを用いた実効線量当量の評価法の検討を行い,以下に示す有用を成果を得た。得られた結果...