高速増殖炉の経済性計算(III)

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 高速増殖炉の経済性計算(III)
• Author/Editor: 石上 ひとし
• Author Heading: 石上 ひとし
• Publication Date: 1987-10
• Publication Date (W3CDTF): 1987-10
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TN2410 87-010
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 高速増殖炉炉心燃料の高燃焼度化,長運転サイクル化が実現し得るとすると,経済性向上効果が非常に大きく,建設費,成型加工費,再処理費,プルトニウム費等がかなり割高であっても現行ウラン価格下で現行軽水炉と十分競争可能である。高速増殖炉商業炉は,次世代軽水炉との比較で経済性が評価されなければならない。次世代軽水炉の経済評価に必要な炉心特性は明らかにされていないが,発電原価の相当な低減が開発目標に揚げられている。本報告で標準とした高燃焼度,長運転サイクル高速増殖炉は,建設費が軽水炉の1.3倍以下であれば経済性が成立する。本報告では,各種炉心概念の高速増殖炉について燃料ピン径,燃焼度,ラッパー管有無,ブランケット有無等についてパラメトリックに振って経済性計算を行い,燃料費の大幅な変動はみられず,例外はあるが変動幅はほぼ2倍以内におさまるという結果を得た。最近注目を集めている30年間燃料交換を行わない超長寿命炉心は,炉心性能にのみ着目すれば予想以上に経済的である。; None
• Source: /PNC-TN2410-87-010.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN2410-87-010.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 高速増殖炉炉心燃料の高燃焼度化,長運転サイクル化が実現し得るとすると,経済性向上効果が非常に大きく,建設費,成型加工費,再処理費,プルトニウム費等がかなり割高であっても現行ウラン価格下で現行軽水炉と十分競争可能である。高速増殖炉商業炉は,次世代軽水炉との比較で経済性が評価されなければならない。次世代...