BCCタンタル結晶におけるはじき出し過程の計算機シミュレーション

• Material Type: 文書・図像類
• Title: BCCタンタル結晶におけるはじき出し過程の計算機シミュレーション
• Author/Editor: 布施 元正; 田次 邑吉; 岩田 忠夫
• Author Heading: 布施 元正; 田次 邑吉; 岩田 忠夫
• Publication Date: 1987-02
• Publication Date (W3CDTF): 1987-02
• Alternative Title: Computer Simulations of Knock-on Processes in Crystals
• Periodical title: JAERI-M 87-026
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 核融合炉材料の照射損傷は固体内原子衝突により生じるが、この現象に関する理論的研究は大型計算機の発達と共に近年急速な進展を見せている。本報告では、分子動力学コ-ドGRAPEによりBCC金属のTa結晶中でのはじき出し過程を解析した結晶をまとめた。1)Ta結晶中で生成する格子間原子は〔100〕クラウディオン型か、〔111〕方向への変位が数原子にわたり連続して生じる型の2種類に大別できる。Fe,Moで見られる〔110〕ダンベル型は生成しない。これは、ポテンシャル形状により説明できる。2)Ta結晶中でのはじき出しエネルギ-のしきい値分布は実験結果と比較的良い対応を示す。これから、採用したJohnson型のポテンシャルは現実の原子間相互作用を表わすのに適していると言える。
• Source: /JAERI-M-87-026.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-87-026.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 核融合炉材料の照射損傷は固体内原子衝突により生じるが、この現象に関する理論的研究は大型計算機の発達と共に近年急速な進展を見せている。本報告では、分子動力学コ-ドGRAPEによりBCC金属のTa結晶中でのはじき出し過程を解析した結晶をまとめた。1)Ta結晶中で生成する格子間原子は〔100〕クラウディオ...