酸化リチウムの照射下トリチウム放出試験(VOM-21 H); スイープガス組成とトリチウム放出化学形

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 酸化リチウムの照射下トリチウム放出試験(VOM-21 H); スイープガス組成とトリチウム放出化学形
• Author/Editor: 竹下 英文; 吉田 浩; 倉沢 利昌; 松井 智明; 渡辺 斉
• Author Heading: 竹下 英文; 吉田 浩; 倉沢 利昌; 松井 智明; 渡辺 斉
• Publication Date: 1986-09
• Publication Date (W3CDTF): 1986-09
• Alternative Title: In-Pile Experiment for Tritium Recovery from Li2O(VOM-21H); Tritium Chemical Form as a Function of Sweep Gas Composition
• Periodical title: JAERI-M 86-130
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 本報告書は、酸化リチウムを用いて行なわれた照射下トリチウム放出試験(VOM-21M)のうち、水素同位体分離ガスクロによる放出トリチウムの同位体組成の測定結果および解析結果について纏めたものである。VOM-2Mでのトリチウム生成速度は約300$\mu$Ci/minであった。この生成速度は、約1ppmのスィ-プガス中トリチウム濃度(T$_{2}$或いはT$_{2}$Oとして)に相当する。スィ-プガスへ添加する水素には重水素を用い、濃度としては、10,100及び1000ppmの3種類を選んだ。実験結果からスィ-プガスに添加した水素がトリチウム放出を促進するのは水素同位体交換反応によって放出トリチウムの水蒸気成分(T$_{2}$O)が水素ガス成分(DT)へ転換される為である事が分かった。添加水素濃度と水蒸気成分の水素ガス成分への転換率の関係は熱力学的に予測されるものの ほぼ一致していた。
• Source: /JAERI-M-86-130.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-86-130.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 本報告書は、酸化リチウムを用いて行なわれた照射下トリチウム放出試験(VOM-21M)のうち、水素同位体分離ガスクロによる放出トリチウムの同位体組成の測定結果および解析結果について纏めたものである。VOM-2Mでのトリチウム生成速度は約300$\mu$Ci/minであった。この生成速度は、約1ppmの...