高速実験炉「常陽」プラント管理月報1985年7月分

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 高速実験炉「常陽」プラント管理月報1985年7月分
• Author/Editor: 大洗工学センター
• Author Heading: 大洗工学センター
• Publication Date: 1985-09
• Publication Date (W3CDTF): 1985-09
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TN932 85-07
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 「常陽」の経過、プラントは、第5回定期検査のため先月に引続き1次・2次系ともナトリウムドレン状態を維持していたが、1次系は制御棒用下部案内管交換作業に伴う炉内燃料作業のため、系統ナトリウムの充填・ドレン作業を実施した。2次系は純化系電源ポンプ廻りのナトリウムドレンを実施した。炉心崩壊熱は、系統ナトリウムがドレン状態にあるため補助系にて除去中である。4月末より8月中旬完了の目標で、第5回定期検査を実施中である。現在計画通り順調に作業を進行中である。今月、実施した主なプラント操作と定期検査は次の通りである。(1)1次系ナトリウム充填・ドレン(充填18、29日、ドレン21日)制御棒用下部案内管交換作業に伴う炉内燃料取扱作業のため、系統ナトリウム充填操作に先立ち、予熱N2ガスの主配管へ通気を5日に開始し、あわせて2次系予熱ヒーターを投入した。ナトリウム充填操作を18日に実施し、炉内燃料取扱終了後の21日にドレン操作を実施した。2回目のナトリウム充填操作を新しい制御棒用下部案内管装荷後の29日に実施した。(2)2次純化系電磁ポンプ廻りのドレン(4日)電磁ポンプ廻りの配管内のナトリウムをドレン後、カバー導通を確認しつつ系統温度を下げ、電磁ポンプ廻り配管内ガス流路空間を残して配管内に残留したナトリウムを凍結させた。(3)炉内燃料取扱(18日$\sim$22日)炉心内位置3A3の制御棒用下部案内管の交換作業のため、当核制御棒とその廻りの燃料集合体の取出作業を18日から22日にかけて実施した。(4)定期検査及び工事、今月実施した主な自然点検及び改造工事は次の通りである。1、燃料取扱設備(イ)格内・外燃料取扱設備の計器校正(1日$\sim$23日)(ロ)燃料出入機台車分解点検(1日$\sim$13日)2、1次系配管支持装置点検(1日$\sim$13日)3、1次系PL計点検(1日$\sim$11日)4、主送風機及び入口ベーン点検(6月24日$\sim$継続中)5、N2再循環ブロワ、機器冷却ファンの点検(1日$\sim$13日)6、廃液処理設備改造工事(6月20日$\sim$継続中)7、制御棒用下部案内管の交換(15日$\sim$継続中)8、原子炉保護ロジック盤改造工事(23日$\sim$継続中)9、1次系プロセス計装品点検(29日$\sim$継続中)10、格納容器給排気ファン、アニュラス排気ファン点検(15日$\sim$継続中)11、ゲートモニター及びハンドフットモニター点検(15日$\sim$継続中)12、水モ; None
• Source: /PNC-TN932-85-07.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN932-85-07.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 「常陽」の経過、プラントは、第5回定期検査のため先月に引続き1次・2次系ともナトリウムドレン状態を維持していたが、1次系は制御棒用下部案内管交換作業に伴う炉内燃料作業のため、系統ナトリウムの充填・ドレン作業を実施した。2次系は純化系電源ポンプ廻りのナトリウムドレンを実施した。炉心崩壊熱は、系統ナトリ...