高速実験炉「常陽」プラント管理月報1985年8月分

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 高速実験炉「常陽」プラント管理月報1985年8月分
• Author/Editor: 大洗工学センター
• Author Heading: 大洗工学センター
• Publication Date: 1985-08
• Publication Date (W3CDTF): 1985-08
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TN932 85-08
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 「常陽」の経過、プラントは、第5回定期検査のため先月に引続き1次・2次系ともナトリウムドレン状態を維持したが、1次系は制御棒用及び計測線付C型特殊燃料集合体用の下部案内管交換作業に伴う炉内燃助系ナトリウムのドレン操作を行った。炉心崩壊熱は、補助系ナトリウムのドレン以後予熱N2ガス系について除去中である。4月末より第5回定期検査を実施し、計画通り主要な項目については今月中に終了した。以後、11月末完了を目標に改造工事を特殊照射準備作業を行っており、順調に進行中である。今月、実施した主なプラント操作と定期検査等は次の通りである。(1)1次系ナトリウム充填・ドレン(充填4.8.14日.ドレン2.7.11.16日)制御棒用及び計測線付C型特殊燃料集合体用の下部案内交換作業に伴う炉内燃料取扱作業のため、ナトリウムの充填操作を3回、ドレン操作を4回実施した。(2)1次・2次補助中間熱交換内もドレンした。補助系ドレン以後は、崩壊熱を予熱N2ガス系で除去中である。(3)炉内燃料取扱(5日、6$\sim$9日)炉心内位置3A3の制御棒用下部案内管の交換が終了したので、当核制御棒廻りの燃料集合体の装荷作業を5日に実施した。炉心内位置5F2の計測線付C型特殊燃料集合体用下部案内装荷のため、5F2廻りの燃料集合体の取出及び装置作業を6日から9日にかけて実施した。(4)炉上部照射プラグリグ装荷準備、炉上部プラグリグ装荷のための回転プラグの運転を実施した。(5)回転プラグ内フリーズシールダムの内部観察を実施した。(6)定期検査及び工事、今月実施した主な自然点検及び改造工事は次の通りである。1、1次系電動弁・電動ダンパ点検(22日$\sim$継続中)2、機器洗浄廃液性状分布(5日$\sim$16日)3、2次系機械設備点検(7月22日$\sim$8月9日)4、格納容器雰囲気調製系フレオン冷凍機点検(7月17日$\sim$8月24日)5、補機冷却系冷却塔計装工事・冷却塔交換工事(9日$\sim$継続中)6、FFD・DN法計装品点検(22日$\sim$継続中)7、2次アルゴルンガス系点検(22日$\sim$30日)8、コンクリート遮蔽体冷却体系弁交換、ブロアー、オートグリスタ点検(26日$\sim$継続中)9、主冷却機出口点検(19日$\sim$継続中)10、非常用電源設備点検(19日$\sim$継続中); None
• Source: /PNC-TN932-85-08.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN932-85-08.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 「常陽」の経過、プラントは、第5回定期検査のため先月に引続き1次・2次系ともナトリウムドレン状態を維持したが、1次系は制御棒用及び計測線付C型特殊燃料集合体用の下部案内管交換作業に伴う炉内燃助系ナトリウムのドレン操作を行った。炉心崩壊熱は、補助系ナトリウムのドレン以後予熱N2ガス系について除去中であ...