高速実験炉「常陽」プラント管理月報1985年6月分

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 高速実験炉「常陽」プラント管理月報1985年6月分
• Author/Editor: 大洗工学センター
• Author Heading: 大洗工学センター
• Publication Date: 1985-08
• Publication Date (W3CDTF): 1985-08
• Alternative Title: None
• Periodical title: PNC TN932 85-06
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 「常陽」の経過、1次・2次冷却系ナトリウムドレン操作及び格納容器床下と遮蔽コンクリート冷却系雰囲気の空気置換を実施し、プラント状態を床下メンテナンスモードへ移行した。炉心崩壊熱は、系統ナトリウムがドレン状態にあるため、補助系にて除去中である。4月末より8月中旬完了の目標で、第5回定期検査を実施中であり、現在計画通り順調に作業を進行中である。今月、実施した主なプラント操作と定期検査は次のとおりである。(1)1次主冷却系及び2次主冷却系のナトリウムドレン(6日$\sim$9日)1次主冷却系、オーバーフロー系、1次純化系のドレン操作を6日に実施し、引続いて2次主冷却系の自重ドレンを7日に、2次主冷却系IHX回りの真空加圧ドレンと2次純化系ドレンを系統に通気し、系統ドレン後は炉容器と1次補助系のみ通気とした。炉心の崩壊熱を1次補助冷却系にて除去中である。(2)床下及び遮蔽コンクリート冷却系の真空置換、床下及び遮蔽コンクリート冷却雰囲気の空気の空気置換を1次系NAドレンと平行して6日に実施し、8日に格納容器の床上、床下のバウンダリーを開放して、床下雰囲気の酸欠サーベイ及び放射線量率測定を実施した。測定結果に異常はなく10日より床下立入り可能となった。(3)燃料取扱設備定期検査(継続中)回転プラグ、燃料交換機、出入機グリッパ及びキャスクカードアバルフ・巻上機構等の分解点検を行い、工程通り終了した。燃料交換機グリッパ分解点検の科技庁立会検査を19日に受検し、合格した。(4)電源盤点検(5月21日$\sim$4日)「常陽」変電所の2回目の点検を行い、商用電源を停電した。この間ディーゼル発電機の負荷運送を行いプラントの健全を確保した。(5)核計装設備の点検(5月7日$\sim$24日)(6)1次現場計器の点検(5月27日$\sim$22日)(7)補機系揚水ポンプ、空調系循環ポンプ、ディーゼル系揚水ポンプの分解点検(継続中)(8)格納容器空調設備計器点検(継続中)(9)2次主送風機及び入口ベーン点検(継続中)(10)2次主ポンプメカニカルシール及び主ポンプモータ点検(継続中)(11)格納容器局部漏洩率試験B種は完了、現在C種試験を実施している。; None
• Source: /PNC-TN932-85-06.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN932-85-06.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 「常陽」の経過、1次・2次冷却系ナトリウムドレン操作及び格納容器床下と遮蔽コンクリート冷却系雰囲気の空気置換を実施し、プラント状態を床下メンテナンスモードへ移行した。炉心崩壊熱は、系統ナトリウムがドレン状態にあるため、補助系にて除去中である。4月末より8月中旬完了の目標で、第5回定期検査を実施中であ...