核融合実証炉のプラズマ起動の検討

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 核融合実証炉のプラズマ起動の検討
• Author/Editor: 真木 紘一; 東稔 達三; 大和 春海
• Author Heading: 真木 紘一; 東稔 達三; 大和 春海
• Publication Date: 1978-05
• Publication Date (W3CDTF): 1978-05
• Alternative Title: Studies on Plasma Ignition of JAERI Demonstration Fusion Reactor
• Periodical title: JAERI-M 7676
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 核融合実証炉(JDFR)を対象として、中性粒子入射加熱法による第2段加熱におけるプラズマ起動特性を検討した。計算モデルは、時間依存性を入れた1点近似拡散モデルで、エネルギーと粒子の閉じ込めに関する比例則は、イオン温度が数KeV以下の領域では新古典拡散または擬古典拡散が、それ以上では捕獲イオン不安定性による異常拡散が支配的になるようにして用いた。プラズマ起動時間を20秒とし、できる限り小さい加熱パワーによる起動パターンを検討した。初めのステップでは電子密度を低く(3$\times$10$^{1}$$^{9}$m$^{-}$$^{3}$)保ったままイオン温度を7KeVまで上げ、つぎのステップで電子密度を徐々に上げ(9$\times$10$^{1}$$^{9}$m$^{-}$$^{3}$)、さらにつぎのステップでイオン温度を上げ(10KeV),自己点火条件に到達させた。最後のステップでは自己起動によって目標値の平衡運転時のイオン温度(15KeV)と電子密度(1.1$\times$10$^{2}$$^{0}$m$^{-}$$^{3}$)に到達させることができた。
• Source: /JAERI-M-7676.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-7676.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 核融合実証炉(JDFR)を対象として、中性粒子入射加熱法による第2段加熱におけるプラズマ起動特性を検討した。計算モデルは、時間依存性を入れた1点近似拡散モデルで、エネルギーと粒子の閉じ込めに関する比例則は、イオン温度が数KeV以下の領域では新古典拡散または擬古典拡散が、それ以上では捕獲イオン不安定性...