ATR燃料体における燃料棒の振動

• Material Type: 文書・図像類
• Title: ATR燃料体における燃料棒の振動
• Author/Editor: 岡崎 元昭; 山崎 彌三郎
• Author Heading: 岡崎 元昭; 山崎 彌三郎
• Publication Date: 1974-11
• Publication Date (W3CDTF): 1974-11
• Alternative Title: Vibration of ATR Fuel Rods
• Periodical title: JAERI-M 5885
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): ATR二次設計模擬燃料体にリングスペーサーを取付けた燃料棒の冷却材流れによる振動を、燃料体内の代表的な3個所に振動検出用模擬棒を装荷して測定した。振動の周波数分析の結果、燃料棒はベースを支点とした集合体全体の固有振動数をみられる28~35H$_{Z}$付近の成分とリングスペーサー支持間の固有振動とみられる97.5H$_{Z}$の成分が存在した。振動数のパワースペクトラムは二相流になると、そのボイド率の増加と共にフラットな分布を示すようになった。この傾向はスペーサー支持間隔を倍にした模擬棒で顕著であった。振巾は単相流から二相流になると急激に増加した。二相流での振巾は水流量に無関係でボイド率50\%のとき、片側への変位量で大きく見積って0.25mm(RMS値)であった。流れの中で生ずる定常的な曲りは、今回の場合非常に小さかった。これはリング型スペーサーとツイスト型スペーサーの支持方法の差によるものと考えられた。
• Source: /JAERI-M-5885.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-5885.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: ATR二次設計模擬燃料体にリングスペーサーを取付けた燃料棒の冷却材流れによる振動を、燃料体内の代表的な3個所に振動検出用模擬棒を装荷して測定した。振動の周波数分析の結果、燃料棒はベースを支点とした集合体全体の固有振動数をみられる28~35H$_{Z}$付近の成分とリングスペーサー支持間の固有振動とみ...